表紙の人
全日本選手権大会女子チャンピオン
平野早矢香(ミキハウス)

撮影=大滝吉春

オープニングセレモニーで映し出された歴代チャンピオンの姿。
18歳、平野早矢香の涙の初優勝。
41歳のベテラン、偉関晴光の劇的なカムバック優勝。
そして、数々の熱い戦い。
興奮と感動が生まれた「2003 ALL JAPAN」。
国内最大のイベント、全日本選手権大会の興奮は
いまだ醒めやらない。

日本一を決める激闘の幕は下ろされた。ダイナミックな動きと力が激突した男子シングルスでは偉関晴光が3年ぶりに優勝者の座へと返り咲き、緻密なラリー戦とスピーディーな撃ち合いが展開された女子シングルスでは平野早矢香が初めて日本の頂点を究めた。
2002年12月、極寒の地・スウェーデンのストックホルムで開催された世界ジュニアサーキット・ファイナルの予選リーグ。明らかに緊張状態にあり、そして体の力が抜けきらないまま接戦で敗れた。あふれ出る涙を見せまいと、何度も何度も小刻みに瞬きを繰り返しながらたずねた。「私に何が足りないのですか。この試合、何がいけなかったのですか・・・」
そして1年後の全日本選手権大会の決勝にいた彼女は、自分の「心」を圧するように険しい表情を崩さず、まさに没我の境地だった。そして優勝を決める最後の1点を取ったとき、平野早矢香はあの時とは違う熱い涙とともに、18歳らしいすがすがしい笑顔を見せた。
シェーク攻撃型 実践に役立つレシーブの考え方
シェーク攻撃型 用具選びとグリップ
ペンドライブ型 安定性のあるフォアドライブ
表ソフト速攻型 ストップとその後の展開
カット主戦型  前後のフットワーク
ペン裏面打法  裏面打法での台上フリックとカウンター攻撃
平成16年1月15日、全日本選手権大会女子シングルスで新たなチャンピオンが誕生した。接戦をくぐり抜けて優勝を勝ち取ったのは、平野早矢香(ミキハウス)。若く、精神的にもたくましいニューヒロインの誕生だ。
優勝から一夜明けた翌日、いまだ優勝の余韻が続いているであろう平野にインタビューを行った。新しい自分へと変化を求め続けるニューヒロイン、そんな平野の思いに触れた。
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