シェーク両ハンド攻撃型が隆盛している現代卓球で、本格的ペンドライブ型としてアテネオリンピックを制した柳承敏(韓国)。
「ペンホルダーでも世界の頂点に立てる」ことを証明した柳承敏のアテネでのプレーを、連続写真で振り返ってみたい。

全身を使った迫力満点の3球目フォアハンドドライブ攻撃

エースボールで相手を圧倒する

厳しい練習によって鍛えられたフットワークと世界最速のフォアハンドドライブを武器に、アテネオリンピックで金メダルに輝いた柳承敏(韓国)。「ペンホルダー不利」というささやきを自らのプレーで払拭し、「どんな戦型でもチャンスはある」ことを教えてくれた。
 その柳承敏の1番の得点源はフォアハンドドライブ。特にサービスからの3球目ドライブ攻撃は得点率が高く、その鋭さと迫力はアテネで光った。
 連続写真は、男子シングルス決勝での柳承敏(向こう側)の3球目ドライブ攻撃。回転がかかっている上に変化のわかりづらいサービスを王皓(中国)のフォア前に出し、ツッツキレシーブを完ぺきなタイミングとスイングでクロスにドライブ攻撃した。スイングを見ると、ドライブの威力がどれほどすごいかが想像できる。
 勝つためには、柳承敏のように相手を圧倒するようなエースボールを身につけると良い。ペン、シェークを問わず、サービスからの3球目フォアハンドドライブ攻撃は、せひ身につけてほしい技術だ。