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卓球レポート バックナンバー


史上最年少、17歳7カ月の全日本チャンピオンを手にして以来、その座を守り続けて3連覇。日本のエースとして走り続ける彼の行く手には、世界一という夢が広がる。

Cover Model:水谷隼(明治大・スヴェンソン)
Cover Photo:大滝吉春
戦型別ステップアップレッスン

卓球レポートの看板技術企画『戦型別ステップアップレッスン』が、バタフライ・ホームページとコラボレーション

photo story ありがとう:thank you

 「まず初めに、長い間自分を応援してくださったスポンサーの方々、卓球ファン、卓球関係者、そして、その他大勢の方々に、この場をお借りして言わせていただきます。本当にありがとうございました」
 平成20年度全日本選手権大会を最後に現役引退を表明していた松下(グランプリ大阪)が、男子シングルス5回戦で敗れた後の会見で最初に口にした言葉は、「ありがとう」という感謝の気持ちだった。
 全日本選手権大会の男子シングルスで4度、男子ダブルスで7度のチャンピオンに輝き、オリンピックに4大会連続出場、世界選手権大会では男子団体と男子ダブルスで銅メダルを獲得。32年という長い選手生活で、松下が手にした輝かしい成績を書き上げるには、誌面が足りない。  松下が築いたものは、成績だけではない。

(続きは卓球レポート3月号誌上でご覧下さい)

カラー報道 平成20年度全日本選手権大会

 男子シングルスは、水谷(明治大)が3連覇を決めた。水谷はまだ19歳と若いが、今大会は彼に続く若手の台頭も著しかった。  若手の上位進出者は、技術力に加え、精神的にも強くなっていると見て取れた。非常にレベルが高く、近年の全日本選手権大会では最高レベルの戦いが繰り広げられたと言っていいだろう。

 今大会の女子シングルス1番の話題は、元中国代表で、「世界チャンピオンになるよりも難しい」といわれる全中国選手権大会で優勝している王輝(日立化成)が帰化し、初出場するということだった。圧倒的な強さで、来日以来、日本選手を寄せ付けていなかった王。彼女を優勝候補の筆頭に挙げる声は多かった。
 その王に待ったをかけたのが、前年度のチャンピオンで、全日本選手権大会を4度制していた平野(ミキハウス)。7ゲームをほぼオールフォアで動き、ループドライブ対バックカットが何十往復と続いた戦いだった。平野の技術力と戦術実行力、そして、何よりとてつもなく強い精神力と集中力が現れた最高の戦いだった。

カラー連続写真 全日本の好ラリー

好試合が続出した平成20年度全日本選手権大会。男子シングルスで活躍した選手たちのプレーを連続写真で振り返ろう。

水谷隼のプレー①
 「ゆるい」ボールを意図的に送ってラリーのリズムを支配する
水谷隼のプレー②
 「素早い予測」と「完ぺきな準備」が高い得点力の秘密
松平健太のプレー
 タイミングの早さを武器としたフォアハンドドライブ3連打
吉田海偉のプレー
 優れたフィジカルと執念が生んだ驚異のプレー

カラーインタビュー それぞれの全日本

水谷隼
「『大学に入って水谷は弱くなった』と言われるのだけは絶対に避けたかった。だから、今回の優勝には初優勝と同じかそれ以上の価値があります」
松平健太
「決勝で2回負けたことは悔しいですが、自分の力は発揮できたし、課題も見つかりました」
上田仁
「健太は僕にとって壁。だから、是が非でも健太に勝って優勝したかったんです」
岸川聖也
「隼に負けた直後はダブルスの決勝が控えていたので、気持ちを切り替えることに専念しました」
丹羽孝希
「ランキング入りが目標だったので、ランク決定戦に勝ててうれしかったです」


※「Gear Analyze」に記載されている「ひきつれ効果」についてはこちらのページをご参照ください。
 ・ひきつれ効果について