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卓球レポート バックナンバー

世界選手権横浜大会で馬琳(中国)を追い詰めた1カ月後、中国対世界対抗戦で今度は王励勤(中国)に迫った。最強中国の牙城に致命的な穴をうがつのは、打球点の速さを追求した彼のカウンターかもしれない

Cover Model:松平健太(青森山田高)
Cover Photo:大滝吉春
戦型別ステップアップレッスン

卓球レポートの看板技術企画『戦型別ステップアップレッスン』が、バタフライ・ホームページとコラボレーション

【photo story】 ジレンマ:dilemma

 中国卓球協会の蔡振華会長は、あるジレンマに苦しんでいる。  それは、中国があまりにも強く、オリンピックや世界選手権大会でメダルを独占しているために生じている悩みだ。
「メダル独占は、中国卓球協会のトップとしては喜ばしいことだ。しかし、一方で卓球というスポーツの世界的な発展という観点から考えると、一国にメダルが集中してしまうことは手放しで喜べる状況ではない」と蔡振華自らそう言っている。
 この言葉を裏付けるように、中国は第50回世界選手権横浜大会(個人戦)の混合ダブルスに、「他国の選手がよい成績を残すことを期待するため」と、王皓、馬琳、王励勤、張怡寧、郭躍など主力選手をエントリーせず、若手中心のペアを出場させた。
 しかし、結果は中国が表彰台を独占。「中国が金メダルを独占することを望まないとはいえ、選手たちに『勝つな』とは言えない」。蔡振華の狙いは、失敗に終わった。

(続きは卓球レポート8月号誌上でご覧下さい)

【カラー技術特集】これからの卓球を勝ち抜く具体策 ケンタの前陣両ハンドドライブ

 世界選手権横浜大会(個人戦)男子シングルスで呉尚垠(韓国)ら強豪を倒してベスト16まで勝ち進み、北京オリンピック金メダリストの馬琳(中国)を追い詰めた松平健太(青森山田高)のプレーは、世界に衝撃を与えた。彼が横浜で披露した打球点の早さを追求した前陣両ハンド攻撃は、これからの卓球を勝ち抜くモデルケースといえるだろう。今月のカラー特集では、松平のプレーの軸である前陣両ハンドドライブを取り上げる。バックスイングの取り方やスイング方法など、前陣で両ハンドドライブを打つための極意を、松平本人のコメントを交えながら紹介していこう。
 松平が究めようとしている前陣両ハンド攻撃。それは、これからの卓球を勝ち抜いていくための具体策だ。

【カラーインタビュー】ナショナルチーム男子監督 宮﨑義仁/女子監督 村上恭和

 ナショナルチームを率いる宮﨑、村上両監督に、世界選手権横浜大会(個人戦)の総括と今後の方針を聞いた。

宮﨑監督「中国選手の独特の球質に慣れるために、今後は中国での合宿を組み込んでいく」

村上監督「目標設定のやり方が悪かったと反省。万全な精神状態で試合に臨めるようにしたい」

【カラー報道】荻村杯2009プロツアー・ジャパンオープン

 男子シングルスは、故障などで調子を落としていた呉尚垠(韓国)が復活V。吉田、水谷という日本の主力をパワードライブで圧倒。決勝はバウムに苦しめられたが、最終ゲームにスパートをかけて振り切った。女子シングルスは朴美英(韓国)が3年ぶりにプロツアー優勝を手にした。