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世界卓球2019ブダペスト初日 各種目の予選がスタート

 世界卓球2019ブダペストが開幕。初日は、混合ダブルスと男女シングルスの予選が行われた。

樊振東(右)/丁寧は余裕の予選突破

D.チウ(左)/ミッテルハムは息の合ったプレーで上位を狙う

 世界卓球2019ブダペストの混合ダブルスの予選に、シングルス世界ランキング男女1位の樊振東と丁寧(ともに中国)のペアが登場。予選が似つかわしくない二人であり、同ゾーンに入ったペアは不運としかいいようがないが、当然のごとく2試合を圧勝し、予選突破。
 決勝トーナメントでは、第1シードの黄鎮廷/杜凱琹(香港)のすぐ下に入った。
 
 D.チウとミッテルハムのドイツペアも決勝トーナメント進出。D.チウは、スムーズな裏面ドライブを武器に強豪ドイツの代表を勝ち取った有望株で、Tリーグの木下マイスター監督・邱建新の息子でもある。一方のミッテルハムも、ドイツ選手権女子シングルス決勝でP.ゾルヤを破って優勝している。実力者同士のペアがどこまで勝ち上がるのか注目だ。 

メイスはさすがの存在感

強豪国ドイツの代表を勝ち取ったD.チウ。裏面の切れ味が鋭い

D.チウの試合を遠くから見守る邱建新。さすが名将、息子の試合でもいたって冷静です

豪快なフォアハンドドライブが魅力のリリスカイテ

予選突破ならずも才能の片鱗を示したハーシー

ロシア期待のタイラコワ。美形です

 男子シングルスの予選に、メイス(デンマーク)が登場。世界卓球2005上海で銅メダルを獲得したテクニックは健在で、初戦をストレートで快勝した。

 ミックスダブルスに続き、男子シングルス予選の初戦に登場したD.チウ。父の邱建新が見守る中、多彩なサービスからの裏面ドライブとフォアハンドドライブで快勝し、決勝トーナメント決定戦へと駒を進めた。

 女子シングルス予選では、16歳のヨーロッパの新鋭・リリスカイテ(リトアニア)が初戦を突破。男子ばりの豪快なフォアハンドドライブは目を見張る威力がある。

 今大会最年少の14歳・ハーシー(ウェールズ)はシャスラン(フランス)の強打に破れ、予選突破ならず。決勝トーナメント進出はならなかったが、前陣での軽快な両ハンドドライブは将来性十分で、今後、卓球では聞き馴染みのないウェールズという国の名前をしばしば聞くことになりそうだ。

 ロシアの新鋭・タイラコワは、ミスの少ない両ハンドでJ.サウェッタブット(タイ)を下し、予選突破に王手をかけた。

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ITTF(国際卓球連盟):https://www.ittf.com/tournament/5000/2019-world-championships/
2019 World Table Tennis Championships - Budapest:http://wttc2019.hu/

(写真・文=卓球レポート)

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