水谷隼に聞く 13 海外でのアクシデント

今ではメジャーな大会となっている世界ジュニア卓球選手権大会は、2003年12月、水谷隼選手が14歳の時に、チリのサンティアゴで第1回大会が開催された。この時の日本代表メンバーは、男子が村守実、時吉佑一、岸川聖也、水谷隼、女子が平野早矢香、伊藤みどり、花田麻里、福原愛(敬称略)。この大会において日本は、男子ダブルスで岸川聖也・村守実ペアが金メダル、男子団体で銀メダル、女子ダブルスで平野早矢香・福原愛ペアが銅メダル、混合ダブルスで時吉佑一・伊藤みどりペアが銅メダルを獲得した。

さて、大会を終えた水谷選手ら一行は、チリからロサンゼルス経由で帰途についたのだが、チリからの飛行機が遅れてしまい、ロサンゼルスでの乗り継ぎができなくなるというアクシデントに見舞われた。その状況をどのように乗り切ったのかと尋ねると、「乗り切ってはいませんね。ロサンゼルスでそのまま1泊しました」と水谷選手。さらに「次の日も、みんなで寝坊して、ギリギリ乗れたという......本当に危なかったです」というエピソードも教えてくれた。

みんなで寝坊してしまったという水谷選手らを、卓レポ編集部は咎めることができない。日本からチリへの渡航はなかなかハードで、卓レポ編集部は往路36時間かけて現地入りした。その疲労のためか、編集部員の一人は、到着して最初の食事中に、レストランの床(ゆか)で眠ってしまった。水谷選手ら当時のジュニア選手たちが寝坊してしまったのも、うっかりではなく、極度の疲労のせい......ということで。

チーム最年少の水谷選手。先輩(村守選手)のゼッケンを付ける姿が初々しい

団体戦は控えに回ったが、シングルスではベスト16入りした


取材=猪瀬健治 文=川合綾子
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