1. 卓球レポート Top
  2. インタビュー
  3. ディグニクス大特集
  4. ディグニクス大特集⑥ トップ選手座談会1 これだけ違う05、64、80

ディグニクス大特集⑥ トップ選手座談会1 
これだけ違う05、64、80

 岸川聖也大矢英俊吉村真晴の3選手に、この座談会に先立って、ディグニクス05ディグニクス64ディグニクス80を打ち比べてもらった。ディグニクス05、ディグニクス64、ディグニクス80の違いはどこにあるのか? また、テナジーシリーズとの違いは? それぞれのラバーはどのような選手、どのようなプレーに適しているのか? ディグニクスユーザーでもあるトップ選手3人にディグニクスシリーズを語り尽くしてもらった。

※ 試打は『インナーフォース レイヤー ALC』にテナジー05とディグニクス05、テナジー64とディグニクス64、テナジー80とディグニクス80(すべてトクアツ)をそれぞれフォア面とバック面に貼ったものを使用
※ この記事は選手の感覚に基づいたものであり、必ずしも製品の性能を保証するものではありません

「ディグニクス05を使いこなせば、すべての技術のクオリティーが上がる」(岸川)

卓レポ まず、岸川選手と吉村選手は試合でも使っていますが、ディグニクス05はいかがでしたか?

吉村 自分はパワーがある方だと思うので、厚く当てた時の威力はディグニクス05が一番出ると感じました。

大矢 僕は普段は両面ディグニクス80を使っていますが、ディグニクス05は回転量に関しては申し分なく、引っ掛かりがすごくて、少しでも力を加えるとボールが相手コートの深いところに入る感じです。威力としてはディグニクス05が一番だと思いました。

岸川 ディグニクス05が一番上級者向けというか、使いこなすのが難しいラバーですが、その分、使いこなせたらラバーのよさは出ると思います。ディグニクス64のような打球感が軟らかいラバーの方が使いやすさはありますが、トップ選手向きではないですね。
 僕の感覚では、テナジー05よりもディグニクス05の方が、何の技術でも少しボールの質が上がるという気がしています。それで僕はディグニクス05に変えましたし、使いこなせればすべての技術のクオリティーが上がると思います。

吉村 上を求めるとディグニクスを使いこなさなくてはいけないですね。僕はディグニクス05に変えてから、意識していない時でも自然と弾道とかボールの質が、今までよりもほんの数パーセントはよくなっているという感覚があります。
 僕はやはりフォアでよさを感じますね。聖也さんはバックの方がよさを感じてますか?

岸川 僕はバックでも、もちろんフォアでも(ディグニクス05のよさを)感じています。僕は両面、自分に合っていると思ったので、スムーズにテナジー05から変えられたし、その後もそのまま使っています。

吉村 聖也さんはディグニクスに変えるの早かったですもんね。速攻変えて、速攻僕に勧めてきましたよね(笑) 普段ラバーのこととかあまり言わないのに、「真晴、絶対ディグニクスに変えた方がいいよ。ほら、チキータも全部入る」とか言ってて、最初はうそだろと思いました(笑)
 自分の場合は、バックハンドは技術力が足りなくてディグニクスに変えられませんでしたが、チキータ処理のスムーズさなどは、聖也さんが打っているのを見た時は確かにすごいなあと思いました。引っ掛かりがいいから、力が要らないんですよ。
 でも、ひとそれぞれ打ち方がありますよね。自分の場合、バックハンドはドーンと自分の力で打つタイプなので、ディグニクスだと引っ掛かりすぎてオーバーミスしてしまうんですが、うまく回転を利用できる聖也さんにとってはパーフェクトなんだと思います。

大矢 僕はバックだったらディグニクス05でも64でも80でも使いこなせちゃうんですよ。ただ、ディグニクス05だと重量が重くなってスイングが鈍ってしまうので、両面ディグニクス80にしています。

吉村 よくスブリィ使ってますもんね。なかなかいないですよね。試合前にスブリィ使って3点の素振りする人(笑)

「ディグニクス64はシリーズの中で一番使いやすいラバー」(岸川)

卓レポ ディグニクス64はいかがでしたか?

岸川 ボールがすごく食い込む感じがあって、打球音も結構鳴るし、飛距離は一番出ますね。台から下がってもしっかりネットを越えてくれる感触はありました。
 でも、回転に関して言えば、この中では一番落ちるかな。ただ、使いやすさはすごいあると思います。この中で一番使いやすいのはディグニクス64だと思います。食い込む分、速いボールも出るし、ブロックもやりやすい、使いやすいラバーだと思います。

吉村 ディグニクス64は、前陣でプレーするミート系の選手にいいかもしれません。しっかり打球音も鳴るし、打球感が軟らかい分コントロールもしやすいので、結構やりやすいと思いますね。
 コントロールがしやすく、ブロックやスマッシュ、ミート系の技術がやりやすいので、初心者や子ども、ミート主体の女子選手などは使いやすいと思います。自分もブロックはいつもよりしっかりコントロールできてやりやすかったです。
 ただ、薄く当てようとすると、ラバーが当たりに負けてしまうというか、浅くて回転量の少ない、相手にとってちょうどいいボールが行ってしまうという印象があります。
 上のレベルに行けば行くほど、ハーフロングに対するループドライブの質が高くなりますが、それに対して僕らはカウンターしなければいけない。そういう回転のかかったボールにさらに回転をかけ返す時に、ラバーが負けちゃうと回転をかけ返せないし、つないだら次また打たれてしまいます。そういう時にディグニクス80やディグニクス05の方が信頼して質の高いボールを打ち返せるところはありますね。
 大矢さんがディグニクス64でバックドライブちょっと強く打ったら、ビューンってすごいボールが行ってましたね(笑)

大矢 ディグニクス64は回転かけない方がいいですね。回転かけようとすると落としたりすることがあるので、ディグニクス64はかけない方がいいです。

「ディグニクス80は一番優れたバランスのラバー」(大矢)

卓レポ ディグニクス80は大矢選手が両面に使っていますね。

大矢 ディグニクス80はディグニクス05の回転量とディグニクス64のスピードを兼ね備えたラバーですね。一番優れたバランスのラバーがディグニクス80なのかと思います。

吉村 僕はディグニクス05とそれほど大きな差は感じませんでしたが、ディグニクス05とディグニクス64の間で、どちらかというとディグニクス05寄りという印象を受けました。打球感が軟らかいわけでも硬いわけでもないし、ちょうど中間くらいで、回転も十分にかかりますし、細かい技術もなんでもできますし、ディグニクス05と同じような感覚で使えました。

岸川 僕もディグニクス05とディグニクス64の間という感覚はあります。今日試打したディグニクス80に関しては、中間よりもややディグニクス05に近いと感じました。間(あいだ)というと中途半端なラバーだと思う人もいるかと思いますが、逆に、何でもできる相当使いやすいラバーですね。

吉村 ディグニクス05が使いこなせなかったらディグニクス80というのも全然ありですよね。

岸川 そう。ディグニクス05ではちょっと打球感が硬すぎるとか、飛距離が出ないとか、そういう選手はディグニクス80が合うと思います。ディグニクス80なら台から下がってもディグニクス05よりは飛距離が出るし、回転もしっかりかかります。

吉村 回転はディグニクス05とほとんど変わらないですよね。

岸川 そこまでの大差はないね。


(取材=卓球レポート編集部)

座談会2に続く

■ ディグニクス大特集へ

ディグニクスシリーズの詳しい製品情報は こちら

バタフライ・ホームページが開きます

Recommendおすすめ記事

■インタビューの新着記事

■インタビューのカテゴリ一覧

Rankingランキング

■インタビューの人気記事