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ドイツオープン 福原がシングルス、ダブルスで2位、U21で森薗が優勝

11月13~17日にドイツのベルリンで行われたITTFワールドツアー・ドイツオープンで福原愛(ANA)が女子シングルスで2位に入賞した。また若宮三紗子(日本生命)と組んだ女子ダブルスでも2位となる活躍を見せた。また、森薗(青森山田高)が21歳以下男子で優勝。男子シングルスでは樊振東(中国)、女子シングルスでは文佳(中国)が優勝を果たした。

男子シングルスは樊振東が先週のポーランドオープンに続いて優勝。準々決勝で張継科(中国)との同士討ちを制すると、決勝では水谷隼(beacon.LAB)、ボル(ドイツ)を連破したオフチャロフ(ドイツ)に勝利。世界ランキングこそ11位ではあるが、その実力はすでに世界トップだといえるだろう。

女子シングルスでは文佳が優勝。今大会では対戦相手に対して常にリードする戦いを見せ、た。日本の福原は胡麗梅(中国)、ハン・イン(ドイツ)のカット主戦型を破って決勝に進出するも文佳に破れ、2位となった。またベスト8には1回戦で馮天薇(シンガポール)を破った石垣優香(日本生命)が入った。

男子ダブルスはボル・フランチスカ(ドイツ)が優勝を果たした。決勝では江宏傑・黄聖盛(中華台北)とのゲームオールジュースの大接戦を制した。ポーランドオープンで2位に入った森園・三部(青森山田高)の高校生ペアは本戦1回戦で敗退した。

女子ダブルスでは文佳・趙岩(中国)が優勝。決勝戦では0対2からの逆転勝利で優勝を決めた。文佳はシングルスと合わせて2冠を達成。日本の福原・若宮ペアは第1シードの鄭怡静・黄怡樺(中華台北)を破るなど決勝まで進出。決勝では敗れたものの2位に入賞した。

21歳以下男子は森薗政崇(青森山田高)が優勝。準決勝でカルデラノ(ブラジル)、決勝でロビノ(フランス)に対して、共にフルゲームの接戦を制して優勝まで上り詰めた。特に準決勝では1対3から逆転勝ちを収めるなど、劣勢の中での勝負強さも見せた。

21歳以下女子はリ・ホチン(香港)が優勝。決勝では伊藤美誠(スターツSC)、浜本由惟(JOCエリートアカデミー)を破ったソルヤ(オーストリア)に4対2で勝利。浜本はゾルヤに敗れたものの、3位に入賞。ベスト8には伊藤、松澤茉里奈(淑徳大学)が入った。

■男子シングルス
優勝 樊振東(中国)
※ベスト8 水谷隼(beacon.LAB)

■女子シングルス
優勝 文佳(中国)
※2位 福原愛(ANA)、ベスト8 石垣優香(日本生命)

■男子ダブルス
優勝 ボル・フランチスカ(ドイツ)

■女子ダブルス
優勝 文佳・趙岩(中国)
※2位 福原愛・若宮三紗子(ANA・日本生命)

■21歳以下男子シングルス
優勝 森薗政崇(青森山田高)

■21歳以下女子シングルス
優勝 リ・ホチン(香港)
※3位 浜本由惟(JOCエリートアカデミー)、ベスト8 松澤茉里奈(淑徳大学)、伊藤美誠(スターツSC)


今大会の記録は、国際卓球連盟(ITTF)、日本卓球協会のホームページに掲載されています。
 国際卓球連盟 公式HP:http://www.ittf.com
 日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp

 

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