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ワールドツアー・アメリカオープン ~日本勢が5種目で優勝~

7月1~5日にグランドラピッズ(アメリカ)でITTFワールドツアー・アメリカオープンが開催された。同大会では、女子シングルスで藤井優子(日本生命)が優勝を飾ったほか、男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルス、21歳以下女子シングルスで日本選手が頂点に立った。

 

 男子シングルスでは陶文章(中国)が優勝。決勝では上田仁(協和発酵キリン)と対戦。ゲームカウント1対1から3ゲームを連取し、4対1で勝利を収め、優勝を果たした。敗れた上田は準決勝で大矢英俊(東京アート)に勝利したが、惜しくも優勝には届かなかった。

 

 女子シングルスでは藤井が優勝。決勝トーナメント2回戦から登場した藤井は準決勝で天野優(サンリツ)をゲームオールの末、破るなど接戦をものにして決勝に進出。決勝では、世界ランキング40位のリ・シュエ(フランス)に4対1で勝利して見事に優勝を飾った。ベスト4には天野、根本理世(十六銀行)が入賞、土田美佳(中国電力)、北岡エリ子、市川梓(ともに日立化成)がベスト8に入った。

 

 男子ダブルスでは大矢/水野(東京アート)が優勝。決勝では上田/森本(協和発酵キリン)に2対3と先に優勝に王手をかけられが、そこから2ゲームを連取し4対3で逆転勝利。競り合いでの強さを見せて優勝を手にした。上田/森本は優勝まであと一歩だったが、惜しくも2位。このほかベスト4には御内/加藤(シチズン)、ベスト8には横山/松岡(原田鋼業/信号器材)が入り、出場した全ペアが準々決勝まで勝ち進んだ。

 

 女子ダブルスでは北岡/根本(日立化成/十六銀行)のカットペアが優勝。学生時代もペアを組んでいた2人は順調に決勝まで勝ち進むと、決勝では藤井/土田ペアに4対2で勝利。1対2とリードをされたところから、逆転で優勝を果たした。このほか、ベスト4に天野/中島のサンリツペアが入賞した。

 

 混合ダブルスでは準々決勝に7組の日本ペアが勝ち進んだ中で、上田/藤井ペアが優勝。準々決勝で御内/根本、準決勝で森本/土田を破ると、決勝では大矢/天野ペアにストレートで勝利して、頂点に立った。2位は大矢/天野、3位には森本/土田、横山/市川が入賞。また、ベスト8には加藤/中島、水野/北岡、御内/根本の3ペアが入った。

 

 21歳以下男子シングルスでは廖振珽(中華台北)が優勝。先月行われた中国オープンで岸川聖也(ファースト)とフルゲームまでもつれる接戦を演じるなど、実力をつけている中華台北の若手が優勝を果たした。なお、日本人選手は出場していない。

 

 21歳以下女子シングルスでは、土田美佳が優勝。決勝ではリ・ルイニ(アメリカ)に4対2で勝利。3ゲームを連取後、2ゲームを取り返されたが、第6ゲームで勝負を決めた。

 

■男子シングルス

優勝 陶文章(中国)

※2位 上田仁(協和発酵キリン) ベスト4 大矢英俊(東京アート)

 

■女子シングルス

優勝 藤井優子(日本生命)

※3位 天野優(サンリツ)、根本理世(十六銀行) 

 ベスト8 土田美佳(中国電力)、北岡エリ子、市川梓(ともに日立化成)

 

■男子ダブルス

優勝 大矢英俊/水野裕哉(東京アート)

※2位 上田仁/森本耕平(協和発酵キリン) 3位 御内健太郎/加藤悠二(シチズン) 

 ベスト8 横山輝/松岡信也(原田鋼業/信号器材)

 

■女子ダブルス

優勝 北岡エリ子/根本理世(日立化成/十六銀行)

※2位 藤井優子/土田美佳(日本生命/中国電力) 3位 天野優/中島未早希(サンリツ) 

 

■混合ダブルス

優勝 上田仁/藤井優子(協和発酵キリン/日本生命)

※2位 大矢英俊/天野優(東京アート/サンリツ) 3位 森本耕平/土田美佳(協和発酵キリン/中国電力)、横山輝/市川梓(原田鋼業/日立化成) 

 ベスト8 加藤悠二/中島未早希(シチズン/サンリツ)、水野裕哉/北岡エリ子(東京アート/日立化成)、御内健太郎/根本理世(シチズン/十六銀行)

 

■21歳以下男子シングルス

優勝 廖振珽(中華台北)

 

■21歳以下女子シングルス

優勝 土田美佳(中国電力)


今大会の記録は、日本卓球協会のホームページに掲載されています。
日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp

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