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世界卓球2015蘇州女子日本代表選考会 ~平野早矢香が日本代表に内定!~

来年春に開催される世界卓球2015蘇州(個人戦)の女子日本代表選考会が12月23~25日まで広島グリーンアリーナ(広島県立総合体育館)で行われ、平野早矢香(ミキハウス)が優勝。世界卓球2015蘇州の女子日本代表に内定した。


20141222-01.jpg 平野早矢香が14回目の世界卓球へ


 今回の選考会には36名が出場。第1ステージと第2ステージでリーグ戦を行い、総合成績で1位となった選手が世界卓球の切符を手にする。第1ステージは6名ずつの総当たり戦で、上位2名が代表がかかる1~12位リーグに駒を進めた。

 第1ステージ、Aグループは平野(ミキハウス)が4勝1敗で1位通過。3勝2敗で前田(希望が丘高校)と根本(十六銀行)が並んだが、当事者間で勝っている前田が2位となった。
 Bグループは日本生命の藤井と石垣が4勝1敗で並んだが、藤井が石垣に勝利しており1位を決めた。
 Cグループは高校2年生の芝田(四天王寺高校)が5戦全勝の快進撃で堂々の1位。2位は4勝1敗で森薗(日立化成)が通過した。
 Dグループは世界ジュニア代表の佐藤(札幌大谷高校)が強豪を抑えて4勝1敗で1位。2位は地元・中国電力の宋(中国電力)が3勝2敗で勝ち上がった。
Eグループは4勝1敗で平野(JOCエリートアカデミー)、田代(日本生命)、土田(中国電力)の3選手が並んだが、わずかの差で平野が1位、田代が2位となった。
Fグループは天野(サンリツ)が5戦全勝でトップ通過。2位は4勝1敗で伊藤(スターツSC)となった。

 第2ステージは第1ステージの対戦が持ち越されるため、対戦は10試合が行われる。
 第1試合で平野(ミキハウス)を平野(JOCエリートアカデミー)が下し、芝田、伊藤、佐藤らがトップ争いに絡むなどジュニア世代の選手が奮闘した。
 2日目(第6試合)を終えた時点で平野早矢香、佐藤瞳、森薗美咲、伊藤美誠の4選手が5勝2敗でトップに並んだ。最終日はこの4名を中心に首位争いが続いたが、第8試合で平野が伊藤を下して単独トップに立つと、第9試合を終えた時点で優勝は平野と森薗の2選手に絞られた。自力優勝を残している平野に対して、森薗は自分が勝って平野が敗れて8勝3敗で並んだ場合に逆転優勝。注目の最終戦、平野が石垣を下して自らの力で代表の座をつかんだ。一方の森薗は前田に敗れた。


平野が終盤に6連勝して世界卓球の切符を手にした


2位の伊藤は、快速攻撃で中盤まで首位を走った。


森薗は最終戦まで可能性を残したが、惜しくも3位に


4位の佐藤は広い守備範囲で上位に肉薄

今回の選考会の試合結果は日本卓球協会のホームページに掲載されています。

日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp/

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