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ワールドツアー・ハンガリーオープン ~女子シングルスで若宮が優勝~

 

1月28日~2月1日、ブタペスト(ハンガリー)でITTFワールドツアー・ハンガリーオープンが開催された。男子シングルスは江天一(香港)、女子シングルスは若宮三紗子(日本生命)が優勝。また、21歳以下女子シングルスでは浜本由惟(JOCエリートアカデミー/大原学園)が決勝で伊藤美誠(スターツSC)との激戦を制して初優勝を果たした。

 

男子シングルスは江天一がワールドツアーでおよそ7年ぶりに優勝を飾った。決勝では丁祥恩(韓国)と対戦し、最終ゲームにもつれる激闘を制した。日本勢では松平賢二(協和発酵キリン)がベスト8に進出。準々決勝で優勝した江天一に1対4で敗れた。

 

女子シングルスは若宮がワールドツアー初優勝を果たした。若宮は準々決勝で世界ランキング12位のリュウ・ジャ(オーストリア)をゲームオールジュースの末に下すと、準決勝ではチームメートでもある石垣優香(日本生命)を完封した。決勝では、リ・ホチン(香港)に4対2 で勝利。第6ゲームは相手のゲームポイントを幾度となくしのいで16対14で制した。

このほか日本勢では石垣、平野早矢香(ミキハウス)が3位入賞を果たした。

 

 

男子ダブルスは丁祥恩/李尚洙 (韓国)が優勝。日本の松平賢二/三部航平(協和発酵キリン/青森山田高校)ペアは、準決勝で優勝した韓国ペアに敗れ、3位入賞となった。

 

女子ダブルスはポルカノバ/A.ゾルヤ(オーストリア)が優勝。決勝は先に1ゲームを先取されたものの逆転勝ちを収めた。

 

21歳以下男子シングルスでは、ホ・カンキ(香港)が優勝。決勝ではジェリコ(クロアチア)に3対1で勝利を挙げた。日本勢では緒方遼太郎(JOCエリートアカデミー/帝京)がベスト8に進出した。

 

21歳以下女子シングルスは浜本が初優勝を遂げた。浜本は加藤美優、平野美宇(ともにJOCエリートアカデミー)らに勝利して決勝に進出すると、決勝では先日の全日本選手権大会で敗れた伊藤にゲームオールの末に勝利を収めた。浜本、伊藤のほか、日本勢では平野がベスト8に入賞した。

 

■男子シングルス

優勝 江天一(香港)

*ベスト8 松平賢二(協和発酵キリン)

 

■女子シングルス

優勝 若宮三紗子(日本生命)

*3位 石垣優香(日本生命)、平野早矢香(ミキハウス)

 

■男子ダブルス

優勝 丁祥恩/李尚洙 (韓国)

*3位 松平賢二/三部航平(協和発酵キリン/青森山田高校)

 

■女子ダブルス

優勝 ポルカノバ/A.ゾルヤ(オーストリア)

 

■21歳以下男子シングルス

優勝 ホ・カンキ(香港)

*ベスト8 緒方遼太郎(JOCエリートアカデミー/帝京)

 

■21歳以下女子シングルス

優勝 浜本由惟(JOCエリートアカデミー/大原学園)

*2位 伊藤美誠(スターツSC) ベスト8 平野美宇(JOCエリートアカデミー)


今大会の記録は、国際卓球連盟(ITTF)、日本卓球協会のホームページに掲載されています。
 国際卓球連盟 公式HP:http://www.ittf.com
 日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp

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