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第28回アジアカップ2015 ~水谷が3位、福原が4位に入賞~

3月13~15日にジャイプル(インド)で第28回アジアカップ2015が開催され、男子シングルスでは許昕(中国)、女子シングルスでは馮天薇(シンガポール)が優勝を果たした。なお、日本勢では男子シングルスで水谷隼(beacon.LAB)が3位、女子シングルスで福原愛(ANA)が4位に入賞した。

 

 男子シングルスは許昕が優勝。許昕は第1ステージで丹羽孝希(明治大)に敗れたものの1位で第2ステージ進出を決めると、準決勝では水谷を破って決勝進出。同士打ちになった樊振東(中国)との決勝では1対3と後がない状況に追い込まれたが、ここから意地を見せて4対3で逆転勝利を収め、2年ぶり3回目の優勝を果たした。

 日本勢では水谷が3位に入賞を果たした。水谷は全試合ストレート勝ちで第1ステージを通過すると、第2ステージの準々決勝でもアチャンタ(インド)をストレートで破り、昨年に続いて準決勝進出を決めた。準決勝では許昕から2ゲームを奪ったものの2対4で敗れた。その後行われた3位決定戦では、唐鵬(香港)に4対0で勝利し、3位入賞を決めた。
 丹羽は第1ステージで許昕を3対1で破る金星を挙げ、第2ステージ進出を決めたが、準々決勝で唐鵬に2対4で逆転負けを喫して、最終順位は7位になった。

 

 女子シングルスは馮天薇が中国選手を連破して栄冠をつかんだ。馮天薇は朱雨玲(中国)らを破り、首位で第1ステージを通過すると、第2ステージでも福原らに勝利して決勝進出を決めた。決勝の相手は劉詩雯(中国)。第1ゲームを奪われたが、第2、第3ゲームを取って優勢に立つと最後はジュースの競り合いを制して4対2で勝利。シンガポールが中国の9連覇を阻止した世界卓球2010モスクワの決勝を思い起こさせるような戦いぶりで大会初優勝を飾った。

 日本勢では腰椎椎間関節障害から約3ヶ月ぶりに実戦復帰した福原が4位入賞を果たした。福原は第1ステージを2位で通過すると、準々決勝では徐孝元(韓国)に4対2で勝利。準決勝は優勝した馮天薇に3対4で惜しくも敗れた。馮天薇との一戦はゲームを先行されながらも粘り強さを見せたが、わずかに及ばなかった。続く3位決定戦では朱雨玲に敗れ、最終順位は4位になった。
 第1ステージを1位で通過した石川佳純(全農)は準々決勝で朱雨玲に敗れたがその後、鄭怡静(中華台北)、徐孝元に勝利して5位に入賞した。


 

今大会の記録は、日本卓球協会のホームページに掲載されています。
日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp

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