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一般社団法人Tリーグが発足

 4月3日、岸記念体育館(東京)で「一般社団法人Tリーグ」設立の記者会見が行われた。会見には理事の星野一朗氏(日本卓球協会専務理事)と松下浩二氏が出席し、設立のあいさつと概要説明を行った。

 

Tリーグ理事の星野一朗氏(左)と松下浩二氏があいさつと概要説明

藤重貞慶代表理事からのコメント
「さまざまな議論を経て、一般社団法人Tリーグが設立されました。これから、具体的な準備を加速していきます。日本のスーパースターと世界のスーパースターが最高の技を競い合う卓球のプロフェッショナルなリーグを目指していきたいと思います。また、舞台は日本にとどまらず、アジアを、世界を対象にして活動していきたいと思います。Tリーグの充実により、日本卓球界のさらなる強化、振興、発展を目指します。皆様のご支援をお願いしますとともに、Tリーグの成功にご期待ください!」

星野一朗Tリーグ理事あいさつ
「まずもって皆様にご報告しなければいけないのが、先の12月10日の日本卓球協会の理事会におきまして、Tリーグ構想というものを進めることが承認され、設立準備室で設立の準備をして参りまして、3月30日に設立登記が済みまして、一般社団法人としてのTリーグがスタートいたしました。
 そもそもTリーグを立ち上げる構想というのは、これまで日本では比較的プロ、アマの区別をしないで強化、普及、発展をして参りました。この間、どうしたら日本の卓球がさらに発展していけるのかを考えたときに、新たに、プロ、アマの区別のないTリーグという構想を持って、高いレベルはより高い世界的な選手も招聘するようなリーグ、これは今仮称でT1と考えてています。将来的な構想としては、各地域にTリーグに関連した地域リーグというものをあわせてつくっていただくことをこれからの計画ということで準備をしています。
 来年の秋に目指しているのはT1に当たるところのトップ・オブ・トップを準備してこうというところです。Tリーグは勝つことだけを目的としているわけではなくて、あくまでも底辺を広げることにも視野を向けたリーグです。日本卓球協会としてはオリンピックで強化をして普及発展をしておりますが、Tリーグにおいては、世界的な選手を呼んでくることで、スポーツ庁でも掲げているスポーツ基本計画にあるような『見るスポーツ、支えるスポーツ、するスポーツ』ということで、卓球は比較的今までは『するスポーツ』の要素が強かったのですが、これからは『支えるスポーツ、見るスポーツ』というところにも波及をさせながら、スポーツ振興を図っていきたいと考えております。
 これまでサッカーやバスケットにあるような、プロかアマかということではなくて、新たなTリーグというプロもアマもないリーグの構想をこれから育てて行きたいと思っておりますので、ぜひ皆様もご協力をお願いしたいと思います」

松下浩二Tリーグ理事によるTリーグ概要の説明
「T1リーグを来年の秋スタートさせたいと考えております。T1からT2、T3と降ろしていく中で、2018年秋T1からスタートします。
<Tリーグ概要>
① チーム数は4〜6。

② 世界ランキング1〜10位の選手がプレーすることを目指しています。日本がレベルを上げるためには、やはりトップの選手との試合が必要になってくると考えています。世界のトップの選手が常に日本の選手と交わるように、レベルをあげていくということを目指しています。私もプロの卓球選手でしたが、自分の競技力が上がった原因の一つとして、ドイツのブンデスリーガで世界のトップの選手と毎日交わって競技力を上げていったということを経験しています。卓球の場合は、いかに多く対戦をするのかというのが競技力を上げる一つのポイントだと言えると思いますので、ただ単に国際大会に出てトップ選手と対戦するだけではなくて、常日頃からトップ選手と交わる場ができれば日本の選手の競技力も上がっていくと考えられます。

③ 興行性を重視したプロフェッショナルな運営を行いたいと考えています。ご存知の通り、Bリーグが開幕して、エンターテインメント性を取り入れて、バスケットボールをやっていない方々にも楽しみを提供できていると思います。卓球の場合も、卓球をやる選手だけではなく、一般の方々もアリーナに足を運んでいただいて、卓球を見て、また演出も楽しんでいただくというところをTリーグもつくっていきたいと考えています。

<Tリーグ構想>
① ジュニアからトップの育成強化。24時間365日卓球ができる環境作りはもちろんのこと、卓球の特性を生かし、3〜6歳から卓球を始め、育成をするような環境作りに取り組んでいきたい。中国の場合は、私も見てきていますが、3〜5歳で卓球をスタートさせて、そこから競技力を上げている場合が多いのですが、日本の場合も、個人で卓球が好きな方が始めてくれることもあるが、組織だった取り組みでもっと低年齢層の方から卓球をやっていただきたい。水泳や体操は0〜1歳で入っていくことがあるが、卓球の場合は通常、小学生や中学生の卓球部からというのが通例なので、卓球の特性を生かしてもっと年齢層を下げて育成していく環境をTリーグとしてつくれたらなと考えています。

② 地域と密着したリーグづくり。地域の方々に卓球というツールを活用していただいて、地域を活性化させることを目指しています。これも卓球の特性ですが、年齢に関係なくプレーできるので、見るだけでなく、年齢層の高い方でも、見て、やって楽しんでいただいて、健康増進の一翼を担うようなリーグにしていきたいと考えています。この点につきましては、他のプロリーグとは形態的に違うかなというところです。

③ アジア・チャンピオンズリーグを近隣の国々と手を組んで設立していきたいと考えています。卓球はご存知の通り、ピンポン外交から始まり、1991年には南北統一コリアチームが幕張の世界選手権に参加して、中国を打ち破って世界一になったということで、外交的な役割も果たしている中で、卓球という競技の中で、アジアの国々が平和でいられるように卓球を利用して行っていきたいと考えています。Tリーグは世界のトップの選手が日本のトップの選手と一緒に戦うリーグでもありますし、卓球愛好者全ての方々がTリーグに参加して楽しめたり、プロからアマまで、大人から子どもまで、すべての選手がピラミッド型で取り囲めるようなTリーグをつくっていきたいと考えています。
卓球人口は2013年で160万人(国内)といわれていますが、10年後、20年後は200万人になっていると考えられます。その卓球選手すべてがTリーグに関われるようにしていきたいと考えています。
今日はTリーグの始まりの1歩ですが、この1歩をしっかりと認識して、2018年秋に立ち上げられるように頑張っていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします」

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