10月27～29日までマーカム（カナダ）で女子ワールドカップが開催され、朱雨玲が劉詩雯との同士打ちを制して初優勝を果たした。
朱雨玲は決勝トーナメント初戦から安定した戦いぶりを見せて順当に勝ち進むと、決勝で劉詩雯と対戦。ゲームを先行され、ゲームカウント2対3と劣勢に立たされたが、第6、第7ゲームの競り合いをものにして勝利。ワールドカップ初優勝を果たした。2位の劉詩雯は、試合の序盤でリードをしたものの終盤で失速。2年ぶりの優勝にはわずかに届かなかった。
日本勢では平野が4位に入賞。連覇に向けて1回戦でエックホルム（スウェーデン）、準々決勝で陳思羽（中華台北）に完勝したが、準決勝では劉詩雯にラリーの主導権を握られる展開が続き、0対4で敗戦。続く3位決定戦では鄭怡静に破れて最終成績は4位となった。このほか、石川は1回戦で李皓晴（香港）にフルゲームの末に敗れ、上位進出とはならなかった。
平野は劉詩雯に敗れて連覇ならず（写真は平成28年度全日本選手権大会）
石川はフルゲームの末、李皓晴に敗れた（写真は平成28年度全日本選手権大会）
詳細は下記のホームページに掲載されています。
国際卓球連盟（ITTF）2017女子ワールドカップ：https://www.ittf.com/tournament/2779/womens-world-cup/
