2月11日、茨城県日立市の池の川さくらアリーナで、近隣の中高生を対象に、吉田海偉選手(東京アート)、笠原弘光選手(協和発酵キリン)によるバタフライ講習会が開催された。
講習会には日立市近郊の中高生が約200名参加
開会の挨拶をする笠原選手(右)と吉田選手
吉田選手は参加者の手取り足取りの熱血指導
参加者の質問や自身のこだわりポイントについてていねいに解説する笠原選手
主催者の大串ゼネラルスポーツ代表はチャレンジマッチの審判で活躍
模範試合ではスーパープレーの連続に目が釘付け
選手持参のバックやラケットケースが当たる抽選会は大盛り上がり
チャレンジマッチやエキシビジョンマッチ、自身の練習方法の解説など、盛りだくさんの内容で行われた吉田選手と笠原選手による講習会は、技術指導色の濃いものだった。
特に、参加者たちが練習している台を周り、二人掛かりで指導する様は圧巻。直接指導を受けた選手はもちろんのこと、その周りの選手たちにとっても大きな刺激になったことだろう。
序盤は緊張気味でややおとなしめだった参加者たちだったが、「吉田さんのようなスタイルは希少なので、そのスタイルのよさを引き出せたと思います」と笠原選手が言えば、「笠原とは初めての講習会でしたが、とてもやりやすかった。充実した講習会でした」と吉田選手が返すように、二人の抜群のコンビネーションと熱意に乗せられ、終盤のチャレンジマッチやエキシビジョンでは、そこかしこで歓声と笑顔が生まれていた。
●主催者のゼネラルスポーツ代表・大串博史氏のコメント
「私は日立卓球協会の事務局をしており、大会だけではなく、トップ選手に来ていただいて盛り上げたいという思いがずっと頭にありました。このたび、バタフライさんのお力をお借りして実現できて感無量です。(講習会は)予想通りというか盛り上がってよかったと思います。吉田選手と笠原選手には隅々まで気をつかっていただいて、最後は一人一人にきめ細かくサインしていただき、とてもありがたかったです」
(取材=猪瀬健治)
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