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日本卓球協会が創立90周年

 日本卓球協会が2021年7月に創立90周年を迎える。日本卓球協会では、90周年を記念してロゴマークを制定。ラケットとボールをモチーフに90を表現したものので、シンプルかつ卓球のアイデンティティをより強く打ち出し、一体感を生み出すロゴとして設計したそうだ。

 日本卓球協会が設立されたのは1931年(昭和6年)7月12日。それまで、日本国内に卓球の団体が4つも存在していた。その4つとは、大日本卓球協会、大日本卓球連盟、全国卓球連盟、帝国卓球協会である。
 大日本卓球協会は1921年(大正10年)に大阪で設立された。その大日本卓球協会の一部のメンバーが1924年(大正13年)に大阪で大日本卓球連盟を設立。1926年(大正15年)には全国卓球連盟が東京に、1927年(昭和2年)に帝国卓球協会が東京にできると、全部で4つの団体が存在するようになった。ちなみに、1930年(昭和5年)には帝国卓球協会を除いた3団体が全日本選手権大会を開催したため、全日本チャンピオンが3人いるという現象が起きた。
 だが、1931年(昭和6年)には、こうした状況に終止符が打たれた。この4団体を解消し、新たに「日本卓球会」が設立。1937年(昭和12年)に「日本卓球協会」に改称され、1976年(昭和51年)からは財団法人として、2012年(平成24年)からは公益財団法人として、日本卓球協会は今日まで歴史を積み重ね、日本の卓球の発展を支えてきた。

 なお、日本卓球協会では、90周年事業として、これまで歴史を創り支えた功労者の選出と表彰、記念誌の制作、ウェブサイトの特設ページの公開などを予定しているそうだ。

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