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卓球 日本のパリ五輪選考基準が固まる。宮﨑専務理事がコメント

 2022 全農CUP TOP32船橋大会の会場において、日本卓球協会の宮﨑義仁専務理事が囲み取材に応じ、かねてより日本卓球協会がITTF(国際卓球連盟)が発表した2024年パリ五輪卓球競技の出場資格システム」(英語)の一部に変更・追記を希望していた件について以下のようにコメントした。

「記者の皆さんにも何度か説明会を行って、選手にも数度説明会を行ってきましたが、私ども日本卓球協会とITTF(国際卓球連盟)が確認し合って、最終的な選考は各NOC(日本の場合はJOC=日本オリンピック委員会)で、日本卓協会が最終的に選手を選ぶ権限があるということを確認しながら進めてきたことを、皆さんにもご報告してきました。
 NF(日本卓球協会)が選んでいいという明確な詳細な説明が抜けた文書を、IOC(国際オリンピック委員会)とITTFが発表したことによって、メディアの皆さんにも混乱が生じましたが、10月24日にIOCとITTFが、詳細として、『最終的には各NOCで(選手を)決める』という文章を出していただきましたので、ひと安心したということと、今は『パリオリンピックの選考の考え方』といううことで発表しておりますが、これを選考基準という明確な基準に直す必要がありますので、早ければ12月の理事会に強化本部長が上程(議案提出)してくると思ってます。私の方からは、なるべく早く上程した方がいいと、その方が選手も安心するから、ということは伝えてますので、文言のチェックなどをして、12月の理事会に上がってくるものだと今は私は想定をしております」

 これでパリ五輪のシングルス2枠は、世界ランキングに関わらず各NOCが選考できるという宮﨑専務理事の従来の主張がIOCとITTFによって担保された形となった。
 選手たちは引き続き、選考ポイントの上位2位を目指し、熾烈な国内選考を続ける。

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