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全国レディース指導者講習会、2年ぶりにバタフライ卓球道場で開催

 2025年5月29日と30日、東京都杉並区のバタフライ卓球道場で全国レディース指導者講習会が開催され、全国でレディース卓球の運営に携わっている指導者など、43都道府県から参加者が集まった。

講習会を主催した株式会社タマス代表取締役社長の大澤卓子が歓迎の挨拶

レディースを代表して濱野加代子委員長が挨拶


【レディース指導者講習会】
 今回の講習会は、株式会社タマス(バタフライ)がレディース卓球の技術向上と全国のレディース指導者の情報交換の場として行われ、2年ぶりの開催となった。
 バタフライに在籍するスタッフが講師となり、全国のレディース卓球で中心的な役割を担う指導者に、トップレベルの指導方法等を共有した。
 講習の進行はガンちゃんこと岩崎清信(平成8年度全日本チャンピオン)が務め、オリンピック3回出場の渋谷浩(平成11年度全日本チャンピオン)がサポート。講師陣は全国大会等で表彰台の経験を持つ社員が揃った。
  川田勝(平成13年度全日本社会人選手権大会 男子ダブルス2位)
  共田準吾(平成23年度全日本選手権大会 男子ダブルス2位)
  北原大輝(平成27年度東京選手権大会 男子ダブルス2位)
  北村祐馬(平成22年度全日本大学総合選手権大会 男子ダブルス3位)
  乾加那子(令和6年度全日本クラブ選手権大会 女子一般の部3位)

 初日と2日目の午後に行われた技術講習では、定番の基本技術(フォアハンド、バックハンド)に加え、受講者にペンホルダーとカット主戦型が多いことから、 それに合わせた内容の講義が行われ、受講したレディース指導者のみなさんがメモを取りながら熱心に聞き入る姿が見られた。
 また、バタフライの講習会では定番化しているダブルスの講習が行われ、サービスの出し方、レシーブでの心構え、パートナーへの配球のコツなどが紹介された。

講習の進行はおなじみのガンちゃんこと岩崎清信

ペンホルダーの参加者が半数とあって、川田講師が熱弁

参加者は、トップレベルの指導論を熱心に聞き入る

カット型の受講者がずらりと並び、講習をサポート

レディース講習会ではおなじみのダブルスの講習

特別な講義を生かすべく、早速実技でおさらい


【ダブルスの団体戦で親善試合】
 午後からは親善試合としてダブルスの団体戦を実施。参加者をチーム・バグラー(監督:岩崎清信)とチーム・イリウス(監督:渋谷浩)と称したチームに分け、レディースとバタフライのスタッフでペアを組んで、全21マッチという長丁場で行われた。
 序盤の試合は出場者に硬さや緊張が見られたものの、かつてシニアで腕を鳴らした選手も多く、チームの勝利を目指して真剣なダブルスバトルが繰り広げられた。
 最後の2試合を残してチーム・バグラーが10勝、チーム・イリウスが9勝という大接戦。最終試合は1勝1敗となり、チーム・バグラーが11勝10敗で逃げ切った。

恒例の親善試合、開始前に輪になって足を踏み鳴らし、気持ちを盛り上げる

1977年世界卓球ベスト8の濱野委員長(左)は低い姿勢のカットを披露

今回の参加者は、なんと半数以上がペンホルダー

ペン表のスマッシュシーンも数多く見られた

レディースではカット型が多いのも特徴のひとつ

近年ではシェークハンドの割合も増加中

試合が進むにつれて気持ちがほぐれ、息ぴったりに

チーム戦は一進一退の展開で、勝ちたい気持ちがあふれる

ガンちゃん率いるチーム・バグラーが11対10で接戦を制す!

競り負けたチーム・イリウスにも敗者賞!


【今年の全国レディースは三重県津市で開催。バタフライがタイトルスポンサー】
 最後に、バタフライがタイトルスポンサーを務める全国レディース卓球大会(7月26~27日、三重/日硝ハイウエーアリーナ:津市産業・スポーツセンター)での再会を誓って、2日にわたるレディース指導者講習会が締めくくられた。
【プレスリリース】バタフライが第48回全国レディース卓球⼤会のタイトルスポンサーに決定

7月の全国レディースは三重県津市で開催
(写真は三重県レディース委員長の水谷尚美さん)

全国レディースでの再会を誓い、講習会が閉幕

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