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卓球 2026年アジアユース選手権、世界ユース選手権 
日本代表選考基準

2026年アジアユース卓球選手権大会(アジアユース)および2026年世界ユース卓球選手権大会(世界ユース)の日本代表選手選考基準が日本卓球協会より発表された。
アジアユースは2026年6月22〜28日に平壌(北朝鮮)で開催予定。世界ユースは2026年11月21〜28日にマナーマ(バーレーン)で開催予定。

※世界ユース団体戦に出場する選手はアジアユース団体戦に参加していなければならない
※U-18該当選手とは2026年度において高校3年生以下、U-15該当選手とは2026年度において中学3年生以下とする

1. アジアユース (U-19) および世界ユース(U-19)男女団体代表選手 U-18該当選手4名の選出方法
※世界ユース団体戦は、日本が出場枠を獲得した場合に、以下の選出方法で選出された選手を男女団体日本代表選手とする。
(1) 2026年全日本卓球選手権大会一般の部男女シングルス優勝者1名 (U-18該当選手)
(2) 2026年全日本卓球選手権大会ジュニアの部男女シングルス優勝者1名。ただし、優勝者がアジアユース出場を辞退した場合、2位の選手を選考対象とする。
(3) 2026年4月1日が含まれる週のU-19シングルス世界ランキング1位〜10位内の日本人最上位者1名(U-18該当選手)。ただし、この最上位者がアジアユース出場を辞退し、かつ10位以内に U-18に該当する日本人選手が他にもいる場合、上位順に出場意思を確認していき1名を選出する。
(4) アジアユースおよび世界ユースU-18国内選考会(以下、U-18国内選考会)優勝者1名
(5) 上記(1)〜(4)により選出された人数が4名に満たない場合は、選考会終了後1週間以内に強化本部にて決定する。

2. アジアユース (U-15) および世界ユース (U-15) 男女団体日本代表選手 U-15該当選手4名の選出方法
※世界ユース団体戦は、日本が出場枠を獲得した場合に、以下の選出方法で選出された選手を男女団体日本代表選手とする。
※U-15の代表権を獲得した選手でU-19の代表権も獲得している選手は事前にどちらに出場するかを選択する。
(1) 2026年全日本卓球選手権大会ジュニアの部男女シングルス1位〜2位 2名(U-15該当選手)
(2) 2026年4月1日が含まれる週のU-15シングルス世界ランキング1位〜3位内の日本人最上位選手1名(U-15該当選手)。ただし、この最上位者がアジアユース出場を辞退し、かつ3位以内に日本人選手が他にもいる場合、上位順に出場意思を確認していき1名を選出する。 
(3) アジアユースおよび世界ユースU-15国内選考会(以下、U-15国内選考会)優勝者1名
(4) 上記(1)〜(3)により選出された人数が4名に満たない場合は、選考会終了後1週間以内に強化本部にて決定する。

3. アジアユース男女個人戦 日本代表選手選出方法
(1) アジアユースのU-19団体日本代表の4名をU-19シングルスヘエントリーする。
(2) アジアユースのU-15団体日本代表の4名をU-15シングルスヘエントリーする。
(3) ダブルス種目は団体戦メンバーの中から強化本部にてペアを決定する。

4. 世界ユース (U-19) 男女シングルス日本代表選手 U-18該当選手2名の選出方法
※団体で世界ユース出場枠を獲得している国は最大2名のシングルス代表選手を選出することができる。シングルスの代表2名は世界ユースU-19団体日本代表の4名の中から選出する。
(1) アジアユースU-19 男女シングルスにおいて決勝に進出し大陸枠を獲得した日本人選手最大2名
(2) 上記(1)で大陸枠を獲得できなかった場合または枠に空きがある場合は以下の順番で選出する。ただし、その選出人数は日本が獲得している世界ユースU-19 シングルス世界ランキング推薦枠数に限る(日本が獲得している世界ランキング推薦枠数のみ、日本が選手を選出できる)
①2026年全日本卓球選手権大会一般の部男女シングルス優勝者(U-18該当選手)
②2026年全日本卓球選手権大会ジュニアの部男女シングルス優勝者 
③U-19団体日本代表4名の中でITTF推薦枠対象選手発表時のU-19シングルス世界ランキングで1位〜10位内の日本人最上位者1名。(参考:2025年の世界ユースでは9月9日発表のU-19シングルス世界ランキングで推薦枠対象選手が決定された)
④U-18国内選考会の上位順
(3) アジアユースが開催されなかった場合の世界ユースU-19 男女シングルスの選出方法は上記(2)の順番で最大2名を選出する。
(4) 日本が世界ユースU-19団体の出場枠を獲得できなかった場合は以下の順番で最大2名が選出される。
①上記(1)
②アジアユースの出場に関係なくITTFの世界ユースU-19シングルス世界ランキング推薦枠を獲得したU-18該当の日本人選手。

5. 世界ユース (U-15) 男女シングルス日本代表選手 U-15該当選手各2名の選出方法
※団体で世界ユース出場枠を獲得している国は最大2名のシングルス代表選手を選出することができる。シングルスの代表2名は世界ユースU-15団体日本代表の4名の中から選出する。
(1) アジアユースU-15男女シングルスにおいて決勝に進出し大陸枠を獲得した日本人選手最大2名
(2) 上記(1) で大陸枠を獲得できなかった場合または枠に空きがある場合に以下の順番で選出する。ただし、その選出人数は日本が獲得している世界ユースU-15 シングルス世界ランキング推薦枠数に限る(日本が獲得している世界ランキング推薦枠数のみ、日本が選手を選出できる)
①2026年全日本卓球選手権大会ジュニアの部男女シングルス1位〜2位の選手 (U-15該当選手) 
②U-15団体日本代表4名の中でITTF 推薦枠対象選手発表時のU-15 シングルス世界ランキングで1位~3位内の日本人最上位者1名。(参考:2025年の世界ユースでは9月9日発表のU-15シングルス世界ランキングで推薦枠対象選手が決定された)
③U-15国内選考会の上位順
(3) アジアユースが開催されなかった場合の世界ユースU-15男女シングルスの選出方法は上記(2)の順番で最大2名を選出する。
(4) 日本が世界ユースU-15団体の出場枠を獲得できなかった場合は以下の順番で最大2名が選出される。
①上記(1)
②アジアユースの出場に関係なくITTFの世界ユースU-15シングルス世界ランキング推薦枠を獲得したU-15該当の日本人選手。
 
6. U-18およびU-15国内選考会概要
男子 2026年4月17〜18日 旭市総合体育館(千葉県)
女子 2026年4月19〜21日 旭市総合体育館(千葉県)
試合方法 全試合5ゲームマッチ
男子U-18およびU-15は、出場選手14名を7名ずつの2グループに分けて総当たり戦を行い、各グループ上位2名ずつ計4名により決勝トーナメントを行う。各グループの敗退選手は、両グループの同順位同士で順位決定戦を行う。決勝トーナメントの1回戦(準決勝)敗退選手は3位・4位決定戦を行う。
女子U-18およびU-15は、出場選手14名による総当たり戦を行う。

7. U-18国内選考会出場選手該当者
以下の順に14名になるまで選出する。
(1) 2026年全日本卓球選手権大会男女シングルス2位~16位の選手の内、U-18 該当選手を上位順に最大4名
(2) 2026年全日本卓球選手権大会ジュニアの部男女シングルス2位〜8位の選手
(3) 2025年全国高等学校卓球選手権大会男女1位〜2位(U-18該当選手)
(4) 2026年パスウェイ U-15中央合宿優勝者 (2026年4月から高校生になる場合はU-18国内選考会)
(5) 上記(1)〜(4)で選出された人数が14名に満たない場合は、14名になるまで以下の順番で選出する。
①2025年全国中学校卓球大会男女シングルス優勝者
②2026年度4月発表のJNT U-18選手名簿順
③強化本部推薦
 
8. U-15国内選考会出場選手該当者
以下の順に14名になるまで選出する。
(1) 2026年全日本卓球選手権大会ジュニアの部男女シングルス3位〜8位の選手 (U-15該当選手)
(2) 2025年全国中学校卓球大会男女シングルス1位〜4位の選手 (U-15該当選手) 
(3) 2025年全日本卓球選手権大会カデットの部14歳以下および13歳以下男女シングルス優勝者
(4) 2026年パスウェイ U-15中央合宿優勝者(中学2年生以下の優勝者はU-15国内選考会へ)
(5) 2026年男女ホープス・カブ選手・指導者研修合宿での優勝者 (小学6年生が優勝者の場合のみU-15選考会へ)
(6) 上記(1)〜(5)で選出された人数が14名に満たない場合は、14名になるまで以下の順番で選出する。
①2025年全日本卓球選手権大会ホープスの部男女優勝者
②2025年東アジアホープス卓球大会男女シングルス優勝者 
③2026年東アジアホープス卓球大会日本代表選手選考会男女優勝者
④2026年度4月発表のJNTU-15選手名簿順
⑤強化本部推薦
(7) U-15国内選考会の出場該当選手でU-18国内選考会への出場権も獲得している選手は事前にどちらに出場するかを選択する。
 
9. その他
(1) 代表選手に辞退・故障者が出た場合には強化本部にて代替選手を選出し決定する。
(2) ITTFのルールにより世界ユースのダブルス種目についてはシングルスへの出場権を獲得している選手のみ出場が可能となる。ペア選出はシングルス代表決定後に強化本部にて決定する。
(3) 上記国内選考会が感染症拡大や様々な状況によって開催されない場合には強化本部にて協議しアジアユースおよび世界ユースの男女日本代表選手を決定する。
(4) 今後ITTF、ATTUが大会要項の詳細を発表し、本選考基準との齟齬が発生した場合は再度強化本部にて審議し決定する。

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