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「直通パリ」世界卓球2013パリの女子中国代表、武楊が3人目

 女子の直通パリ第2ステージが3月5日から行われている。第1ステージで代表権を獲得した李暁霞と劉詩雯に次いで、武楊が3人目に決まった。

 第2ステージでは第1ステージで3~18位の16名の選手が2つの枠を賭けて争う。男子と異なり、女子の第2ステージは複雑な試合方式で行われる。
 まず、4人×4グループのリーグ戦で各リーグ1位4名が決勝トーナメントに進出。さらに、敗れた12人が3人×4グループのリーグ戦を行い、それぞれの1位が決勝トーナメントに進出し、先に選出された1位の4名と1回戦を争う。そして、この決勝トーナメントの勝者1位が3人目の代表となる。

 ここまでで、8名に勝ち残ったのが、朱雨玲、丁寧、文佳、胡麗梅と李暁丹、常晨晨、武楊、陳夢。胡麗梅(フ・リーメイ)という選手の名前を目にしたことがある読者は少ないと思うが、それもそのはず、3月1日に初めて国家チームの1軍に昇格し、ケガで棄権した郭躍の替わりに繰り上げとなった選手。よく拾うカットに、後陣からの攻撃もある躍動感のあるプレーが魅力の選手だ。
 第2ステージでは、この胡麗梅が台風の目となった。予選リーグでは陳夢、饒静文、楊揚を倒して1位通過、さらに決勝トーナメントでは、李暁丹、丁寧を破り決勝へ勝ち進んだ。決勝は武楊とのカット対決にストレートで敗れたが、残りの1枠を1回戦で敗れた4名と2回戦で敗れた2名で争う。胡麗梅は決勝で陳夢対丁寧、李暁丹対朱雨玲の勝者と対戦することになっているが、朱雨玲を除く3人には既に勝っているため、代表入りの可能性は大いにあるだろう。

 4人目の代表は3月8日(決勝は日本時間17時30分から)に決定する。追って詳細をお届けします。

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