2月23日、ドイツ・ブンデスリーガでは5試合が行われた。ハーゲン所属の吉村真晴(愛知工業大)は吉田雅己(愛知工業大)が所属するグレンツァオと対戦。吉村は1番で出場し、吉田に3対0で勝利を収めた。吉村の活躍もあり、チームは3対2で3試合ぶりに白星を挙げた。
吉村と吉田は1番で登場。第2ゲームのジュースの接戦を制するなどゲームを与えるすきを見せなかった吉村が3対0で勝利を挙げた。試合はその後、吉村がガシナとのエース対決に敗れたが、2対2で迎えた5番手でイオネスク(ルーマニア)が吉田にゲームオールジュースの末、勝利を挙げ、ハーゲンが激戦を制した。
丹羽孝希(明治大)が所属するフリッケンハオゼンはオクセンハオゼンと対戦し、2対3で惜しくも敗れた。丹羽は2番で柳承敏(韓国)に3対0で勝利したものの、5番でピッチフォード(イギリス)に2対3で敗れ、チームは3位から4位に後退した。
1位のマーベルツェルと2位のデュッセルドルフの試合は、ボル(ドイツ)が2得点の活躍を見せるも、マーベルツェルがチームとしての総合力の高さを発揮したマーベルツェルが3対2で勝利を収めた。た。マーベルツェルはこの試合の勝利により、上位4チームが対戦するプレーオフへの進出を決めた。
プリューダーハオゼン対ブレーメンの1戦は3対0でブレーメンが勝利。1番でチオティ(ルーマニア)がマテネ(フランス)をゲームオールの末に下すと、2番以降もプリューダーハオゼンを圧倒。ストレート勝ちでフリッケンハオゼンに変わって順位を3位に上げた。
ミュールハオゼン対ザールブリュッケンの対戦はシュテーガー(ドイツ)らの活躍により、3対0で勝利を挙げた。ザールブリュッケンはこれで3連勝。依然として5位をキープして、プレーオフ進出を虎視眈々と狙う。
リーグも終盤に差し掛かり、プレーオフ進出争いにも注目が集まる。現段階で7位までのチームにプレーオフ進出の可能性があり、今後は各チームの順位の変動からも目が離せない。
☆2014.2.23
TTCマテク・フリッケンハオゼン 2−3 TTFリープヘル・オクセンハオゼン
○汪洋 10,7,8 スカチコフ
○丹羽 9,6,10 柳承敏
L.チウ -12,8,-7,-4 ゴズィー○
汪洋 -6,-13,-4 柳承敏○
丹羽 12,-6,-8,5,-11 ピッチフォード○
TTCRSフルダ・マーベルツェル 3−2 ボルシア・デュッセルドルフ
○フランチスカ 7,-4,-6,4,10 アチャンタ
王熹 -7,9,8,-6,-7 ボル○
○フィルス 11,9,8 ズュース
フランチスカ -9,5,-8,-9 ボル○
○王熹 9,-8,3,10 アチャンタ
SVプリューダーハオゼン 0−3 SVヴェルダー・ブレーメン
マテネ -4,7,4,-8,-9 チオティ○
白凰田 -6,-10,-7 クリシャン○
ケーン -2,-9,7,-11 ドリンコール○
マテネ -- クリシャン
白凰田 -- チオティ
ポストSVミュールハオゼン 0−3 FCザールブリュッケンTT
デイビット -5,9,-7,-7 トキッチ○
ヒールシャー -9,9,-9,11,-6 シュテーガー○
バージス -8,-13,-7 アポロニア○
バルドン -- シュテーガー
ヒールシャー -- トキッチ
TTCハーゲン 3−2 TTCツークブリュッケ・グレンツァオ
○吉村 7,10,8 吉田
○イオネスク -8,7,-6,10,8 ガシナ
グロス -9,9,10,-8,-8 ヤンカリック○
吉村 -2,9,-12,-9 ガシナ○
○イオネスク 9,-11,8,-8,9 吉田
今シーズンよりブンデスリーガの全試合の動画が下記サイトで閲覧できる(最新のものから表示されているが、Verein=チーム、Spieler=選手名からも動画を選択できる)。
なお、"TTBL SELECTED"(青いタイトル画面の動画)はラリーのみを抜粋し、1試合5分前後に編集されているダイジェスト版だ。日本の3選手のみならず、ボル、荘智淵、マテネらトップ選手のプレーを見て、「世界のトッププレーの今」を体感してみよう!
http://tv.ttbl.de/ttbl-grosser-traum
ドイツ・ブンデスリーガ公式サイト(ドイツ語):http://www.ttbl.de/startseite
ブンデスリーガ2013-14チーム・選手紹介(PDF・日本語)
ブンデスリーガ2013-14試合日程(PDF・日本語)