2014年8月23~24日、ドイツの国内リーグブンデスリーガが開幕した。日本からは昨季に続き、丹羽孝希(明治大)、吉田雅己(愛知工業大)がプレーするほか、今季から森薗政崇(明治大)がフリッケンハオゼン1部でプレーすることになった。今シーズンも日本人選手の活躍に注目が集まる。
8月23~24日に行われた5試合の結果は以下の通り。新加入の森薗、昨季エースとして活躍した丹羽と2人の日本選手が所属するフリッケンハオゼンは昨季の王者、デュッセルドルフと対戦したが相手エースのボル(ドイツ)に得点を許すなど0対3で敗れた。森薗は2番でジオニス(ギリシャ)と対戦し、ゲームオールジュースの熱戦を繰り広げたが惜しくも敗れた。なお、丹羽は試合に出場していない。
昨年に続いてグレンツァオに所属する吉田は昨季リーグ成績ではトップだった強豪マーベルツェルと対戦。吉田は2番で王熹(中国)に勝利すると、2対2で迎えた5番では、バウム(ドイツ)にゲームオールの接戦を制して、チームの勝利を決めた。
このほか、ザールブリュッケンは新加入のマテネ(フランス)の活躍などで1部に昇格したベルクノイシュタットに3対1で勝利。ブレーメン、オクセンハオゼンも3対0で勝利を収め、白星で初戦を飾った。
日本人選手のほかにもボルなど世界のトップレベルの選手が集うブンデスリーガ。今シーズンも長きに渡る戦いの中で見せるプレーに注目が集まる。
☆2014.8.23
ボルシア・デュッセルドルフ 3―0 TTCマテク・フリッケンハオゼン
○ボル -10,5,8,-11,4 パイコフ
○ジオニス 10,7,-3,-8,11 森薗
○フランチスカ 6,9,4 L.チウ
ボル ― 森薗
ジオニス ― パイコフ
☆2014.8.24
FCザールブリュッケンTT 3―1 TTCシュヴァルベ・ベルクノイシュタット
アポロニア -7,-9,3,6,-9 メンゲル○
○マテネ 5,-9,9,9 ツボイ
○トキッチ 6,4,8 デゥーダ
○アポロニア -6,-7,8,4,3 ツボイ
マテネ ― メンゲル
ポストSVミュールハオゼン 0―3 SVヴェルダー・ブレーメン
ヴォジツキー -8,7,-6,5,-3 シュテーガー○
ヒールシャー 8,-8,-10,-14 クリシャン○
バージス 8,-11,3,-6,-7 チオティ○
ヴォジツキー ― クリシャン
ヒールシャー ― シュテーガー
TTCツークブリュッケ・グレンツァオ 3―2 TTCRSフルダ・マーベルツェル
ガシナ 11,-9,-9,5,-9 バウム○
○吉田 10,-3,-5,13,9王熹
グロス -9,-5,10,11,-10 ズュース○
○ガシナ -10,4,4,10王熹
○吉田 -8,-7,4,8,5 バウム
TTFリープヘル・オクセンハオゼン 3―0 TTCハーゲン
○ゴズィー -1,15,-9,13,7 イオネスク
○スカチコフ -3,7,9,6 バルザー
○ピッチフォード 4,7,6 フェイヤー・コナート
ゴズィー ― バルザー
スカチコフ ― イオネスク
今シーズンもブンデスリーガの全試合の動画が下記サイトで閲覧できる(最新のものから表示されているが、Verein=チーム、Spieler=選手名からも動画を選択できる)。
なお、"TTBL SELECTED"(青いタイトル画面の動画)はラリーのみを抜粋し、1試合5分前後に編集されているダイジェスト版だ。日本の3選手のみならず、ボル、フランチスカ、マテネらトップ選手のプレーを見て、「世界のトッププレーの今」を体感してみよう!
http://tv.ttbl.de
ドイツ・ブンデスリーガ公式サイト(ドイツ語):http://www.ttbl.de/startseite
ブンデスリーガ2014-15チーム・選手紹介(PDF・日本語)
ブンデスリーガ2014-15試合日程(PDF・日本語)