9月5日から開催されているヨーロッパのクラブチームの頂点を決めるヨーロッパチャンピオンズリーグの模様をお伝えしよう。日本からは昨年に続いて水谷隼(beacon.LAB)が出場しているほか、吉田海偉(グローバル・アスリート)、松平賢二(協和発酵キリン)らが新たにプレーをしている。10月3~5日に行われた予選リーグ第2ラウンドでは吉田、松平がチャンピオンズリーグに初出場し、ともに初勝利を挙げた。
吉田が所属するオリンピアウニア(ポーランド)はアウエーでロスキレ(デンマーク)と対戦。吉田は2番でツグウェル(デンマーク)に勝利し、チャンピオンズリーグのデビュー戦を勝利で飾った。チームも3対0で勝利した。
同組ではポントワーズ(フランス)対オレンブルク(ロシア)という昨年の決勝を戦った両チームによる対戦も行われ、オレンブルクが3対0で勝利を収めた。
松平が所属するアンジェ(フランス)はアウエーでオストロフ(チェコ)と対戦し、3対2で勝利した。松平は0対1で迎えた2番で登場。トレグラー(チェコ)に第1ゲームを先取されるも見事に逆転勝利で初出場初勝利をマークした。4番では敗れたもののチームにとって貴重な1勝を挙げて勝利に貢献した。
アンジェと同組で、水谷が所属するUMMC(ロシア)は3対0でザールブリュッケンに勝利して2連勝。水谷はアジア競技大会のため、試合に出場しなかったがシバエフ(ロシア)、モンテイロ(ポルトガル)らが確実に勝利を収めた。
その他の試合結果は以下の通り(左側がホームチーム、右側がアウエーチーム)。
【グループリーグ・ラウンド2】
<GroupA>(2014.10.4)
ポントワーズ 0-3 オレンブルク
フレイタス -3,6,-8,-4 サムソノフ○
王建軍 -10,9,-6,-4 オフチャロフ○
フランツ 8,-3,-9,-11 スミルノフ○
フレイタス - オフチャロフ
王建軍 - サムソノフ
ロスキレ 0-3 オリンピアウニア
ベンツェン -5,8,8,-6,-4 ワン・ヤン○
ツグウェル -7,-4,-4 吉田○
ニールセン -6,-5,-9 スッチ○
ベンツェン - 吉田
ツグウェル - ワン・ヤン
<GroupB>(2014.10.3)
ブレーメン 0-3 シャルトル
シュテーガー -9,-5,-9 R.ガルドシュ○
クリシャン -7,-9,-6 ジェレル○
チオティ -9,8,-5,5,-8 エロワ○
シュテーガー - ジェレル
クリシャン - R.ガルドシュ
エスロフ 3-2 ニーダーオーストライヒ
○徐輝 4,-4,10,8 フェゲアル
スベンソン -10,-7,13 侯英超○
オベルショ -10,-12,-6 Da.ハーベゾーン○
○徐輝 -8,7,8,7侯英超
○スベンソン -5,9,6,-8,7 フェゲアル
<GroupC>(2014.10.3)
ザールブリュッケン 0-3 UMMC
トキッチ 7,-11,6,-6,-5 シバエフ○
マテネ -9,14,-7,10,-6 モンテイロ○
ローデ -7,-10,0,-9譚瑞午○
トキッチ - モンテイロ
マテネ - シバエフ
オストロフ 2-3 アンジェ
○シルセク 5,9,9 Jon.パーソン
トレグラー 9,-6,-5,-8 松平○
コルベル -6,-8,-5 レグー○
○シルセク -9,12,10,8 松平
トリグラー 8,-8,-10,-10 Jon.パーソン○
<GroupD>(2014.10.3)
エヌボン 0-3 デュッセルドルフ
趙彦来 -8,-8,-5 アチャンタ○
Q.ロビノ -7,7,-5,-3 ボル○
プロコプコフ -6,-6,-11 ジオニス○
趙彦来 - ボル
Q.ロビノ - アチャンタ
(2014.10.5)
マゾビエツキ 1-3 バルター・ベルス
ゴラク -5,-10,6,-8 プラットナー○
○呉尚垠 4,12,4 ペテ
フェルチコウスキー -8,7,-19,-9 デメテル○
ゴラク -7,9,3,-5,-6 ペテ○
呉尚垠 - プラットナー
ヨーロッパ卓球連合:http://www.ettu.org/
2014-15チャンピオンズリーグチーム紹介(PDF・日本語)
2014-15チャンピオンズリーグ予選リーグ勝敗表(PDF・日本語)