第1ステージも残すところ5試合となり、第2ステージのプレーオフに進む4チームの候補も絞られてきた。今シーズン絶好調の樊振東を擁する八一と念願の世界タイトルを獲得した馬龍を擁する北京が、ともに11勝2敗で首位をキープ。これに山東魯能と山東魏橋の2つの山東省のチームが9勝4敗で続いている。5位に付けている上海までが7勝6敗で勝ち越し。ここまでが4位圏内となるだろう。3位につけている山東魯能だが、張継科の欠場が続き、世界卓球2位の方博がチームをけん引している状態だ。山東魏橋は梁靖崑とボルのダブルエースで安定した成績を残している。許昕、尚坤のいる上海もまだ十分にチャンスは残されている。あと5節、4枠を争う5チームの戦いから目が離せない。
女子は7月29日に第12節が行われた。波乱の多い女子は混戦模様となっている。エース武楊を中心とした前半戦で8連勝と好調をキープした武漢は10勝3敗で北京と同じく2位に。今節では武楊が徐孝元とのカット対決を制してチームも勝利を挙げている。首位についているのが劉詩雯のいる山西。コンスタントに出場し、格下に取りこぼさない劉詩雯の活躍が大きい。今節でも金華銀行戦でラストまでもつれる中、単複で2点を挙げてチームを勝利に導いている。李暁霞、陳夢の2本柱を擁する山東魯能だが、李暁霞の負傷などもあり、8勝5敗と苦しんでいる。7勝6敗で、木子の活躍する八一、格上にも金星を挙げている王曼昱のいる吉林が続いている。個人成績では好調の朱雨玲がいるオルドスは5勝8敗と負け越し。やはり総合力で上位チームに見劣りする感が否めない。
*1・2・4番は5ゲームズマッチ、3・5番は3ゲームズマッチ、最終ゲームは7点制。
<男子>
☆第13節(2015.7.28)
山東魯能 3-0 天津博士能
○方博 10、2、7 魏世皓
○張超 6、-10、8、-7、7-5 馬特
○張超/郝帥 7、6 魏世皓/劉丁碩
方博 - 馬特
郝帥 - 荘智淵
広東深圳明金海 3-1 山東魏橋創業
劉吉康 -7、-6、-10 ボル○
○朱世爀 -6、9、9、5 梁靖崑
尹航/劉亜楠 -6、9、3-7 崔慶磊/ボル○
劉吉康 -9、-10、8、-4 梁靖崑○
尹航 - 崔慶磊
霸州海潤 1-3 上海龍騰
任浩 -7、-8、7、-9 許昕○
○王楚欽 -6、11、9、-6、8-6 尚坤
翟超/程靖淇 -9、-9 尚坤/趙子豪○
王楚欽 -2、-10、-6 許昕○
程靖淇 - 趙子豪
四川長虹 0-3 八一大商
許鋭鋒 -6、8、-5、-6 周雨○
朱霖峰 -5、-6、9、9、2-7 樊振東○
朱霖峰/頼佳新 -12、-10 周雨/周愷○
許鋭鋒 - 樊振東
頼佳新 - 周愷
江蘇中超電䌫 0-3 寧波海天塑機
鄭培鋒 -9、-9、-9 閻安○
孔令軒 -9、10、-8、-8 馬龍○
林晨/蔡偉 -8、6、4-7 閻安/林高遠○
鄭培鋒 - 馬龍
オフチャロフ - 林高遠
<女子>
☆第13節(2015.7.29)
山東魯能 3-1 遼寧鋼都本渓
○陳夢 7、2、2 楊双旭
○范思琦 -6、9、13、7 陳幸同
顧玉婷/顧若辰 -12、-9 李佳燚/蘭曦○
○陳夢 -8、7、10、-10、7-5 陳幸同
顧玉婷 - フ
吉林・北京中潤華油 0-3 武漢安心百分百
王曼昱 -11、7、-5、-11 郭奕宸○
徐孝元 9、-4、-7、-8 武楊○
袁雪嬌/陳可 -6、-7 李暁丹/劉高陽○
王曼昱 - 武楊
袁雪嬌 - 劉高陽
金華銀行 2-3 山西大土河・華東理工
○胡麗梅 8、8、4 江越
張瑞 -7、-7、-4 車暁曦○
劉銘/張瑞 -7、8、2-7 劉詩雯/江越○
○胡麗梅 -8、9、10、8 車暁曦
劉銘 -10、9、2-7 劉詩雯○
広東二沙 0-3 オルドス東方路橋
張遅 9、-7、-7、-5 張薔○
詹利平 -4、-3、6、9、3-7 朱朝暉○
張遅/劉韻慈 -5、-5 趙岩/朱朝暉○
詹利平 - 張薔
劉韻慈 - 趙岩
八一・哈弗SUV 1-3 北京首鋼
劉曦 -8、-8、-7 丁寧○
○木子 -8、7、8、3 文佳
劉鑫/黄凡真 -7、9、2-7 文佳/馮亜蘭○
木子 -7、-6、-10 丁寧○
黄凡真 - 馮亜蘭
中国超級リーグ試合日程(PDF)
中国超級リーグ公式サイト(中国語):http://cttsl.sports.cn/
[国際大会]
中国超級リーグ2015第13節 ~プレーオフ出場、男子は上位5チームに絞られる~
2015.07.30
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