4月28日に開幕する世界卓球2009横浜(第50回世界卓球選手権横浜大会[個人戦])は会場設営がほぼ完成し、選手を迎える準備が整った。
メインフロアに卓球台がズラリ ~28コートを設置~
世界卓球2009横浜、会場準備整う
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前日にフロアマットが敷き終わり、午前中から卓球台やフェンスなどが次々と運び込まれた。
今大会はテレビコート3台を含む28コートでスタートする。日程が進行するにつれて徐々にコートが減らされて、最終日は1コートのみで頂点を決することになる。
今日はサブフロアでの練習が解禁となり、早くも中国や韓国などの強豪国が練習に足を運んだ。
全種目のシードが決定 ~ボルが無念の欠場~
午後3時から全種目のドローが行われた。
男子シングルスは第4シードのボル(ドイツ)の欠場が発表されたため、王励勤(中国)が繰り上がった。ボルは持病の腰痛が再発し、前回2008年広州大会に続いて無念の欠場となった。
注目の日本勢、男子シングルスの水谷隼はベスト32で元世界王者で北京五輪4位のパーソン(スウェーデン)と対戦する組み合わせ。ここを勝ち上がれば陳杞(中国)との対戦が予想される。
女子シングルスでメダルを狙う福原愛は、前回ザグレブ大会準優勝の李暁霞(中国)のパートに入る厳しい組み合わせに。一方、世界ランキング日本人最高位の平野早矢香は、ボロシュ(クロアチア)、王越古(シンガポール)らと対戦する組み合わせ。
男子ダブルスで前回ベスト8の岸川・水谷は、第3シードにエントリーされた。この結果、準決勝までは中国ペアと対戦せず、メダルの期待がグッと高まるドローに。
男子同様メダルの期待がかかる女子ダブルス、福原・平野は準々決勝で前回準優勝で第1シードの郭躍・李暁霞と対戦する組み合わせに。
混合ダブルスで注目を集める田勢夫婦ペアは、序盤はヨーロッパ勢との対戦となる。
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