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高校選抜 青森山田と四天王寺が優勝 ~愛媛県武道館で開催~

 3月26日~28日まで、愛媛県松山市の愛媛県武道館で第36回全国高等学校選抜大会が開催された。
 男子は青森山田高が自ら持つ記録を更新して、12連勝を決めた。女子も四天王寺が連覇を決め、通算9度目の優勝を飾った。


男子学校対抗、青森山田が12連覇

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青森山田が12連覇を達成

 男子学校対抗は青森山田が12連覇を決めた。
 松平と上田の日本代表コンビに野邑と神を加え、埼玉インターハイ男子シングルスのベスト4をズラリと並べた強力メンバー。松平は研ぎ澄まされたライジングの両ハンドプレーを見せた。上田は調子が今ひとつだったが、勝負ところで安定したプレーを見せた。

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両ハンドに冴えを見せた松平
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上田・野邑がしっかり決めた

 2位の愛工大名電は、森本を軸に北村、岡田、柴田と粒ぞろいの好チームで3年連続の決勝進出を果たした。準々決勝の滝川第二高戦はエース藤本に2点を奪われるも粘りと総合力で撃破。動きの良さと連続攻撃のリズムが良かった。

 3位には遊学館と東山が入った。
 遊学館は今大会、青森山田を一番苦しめた。0−2で迎えた3番ダブルスで西東・細川が練習の成果を見せる。ラリー戦を制して1点を返すと4、5番の同時進行の中で4番の西東が上田を積極的なプレーで攻めて続けて勝利。しかし5番で野邑が細川に勝利し3−2で青森山田が勝利した。植木監督は試合後初めてベンチで涙を流した「選手がこんなに頑張っているのに勝たしてあげることができなかった。監督の采配ミスです。」と選手の健闘を讃えると同時に勝利への厳しさに唇をかみ締めた。
 同じく3位の東山は準々決勝で希望が丘に勝利。粘り強くそして強気のプレーでチーム全体で健闘した。


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愛工大名電が3年連続決勝進出


女子学校対抗は四天王寺が連覇

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通算9度目の優勝を飾った四天王寺

 女子学校対抗は四天王寺が優勝を決めた。
 混戦が予想された中で石川、酒井を中心に勝負強さをみせた。エースの石川は国際大会などの遠征で疲れも見せず、単複に活躍して優勝に貢献。


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日本代表の石川が単複で活躍
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石川と酒井がチームを牽引

 2位は青森山田。森薗、松澤を軸に中村学園、土佐女子といった強豪を連破して決勝に駒を進めた。森薗はバックハンドの速攻とフォアハンド強打のコンビネーションが良く、こちらも単複の活躍で勝利に貢献した。

 3位には武蔵野と土佐女子が入った。武蔵野は、四天王寺戦で岡崎が石川を破る活躍をみせた。土佐女子はカットの北岡、裏面攻撃をみせる松村などいろんな戦型をそろえ前回2位の就実を破ってのベスト4入りをはたした。


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青森山田が決勝進出


シングルス優勝は小森(三浦・神奈川)と柏木(千葉・木更津総合)

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男子シングルス優勝の小森
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女子シングルス優勝の柏木


本大会の模様は・・・ ~卓球レポート5月号に掲載~

 今大会の記録は、全国高体連卓球専門部のホームページに掲載されています。
 全国高体連卓球専門部 公式HP:http://www.koutairen-ttf.net/

 なお、本大会の模様は 5月号(4/20発売予定)に掲載予定。
 現地取材班:小畑賢二(卓球レポート編集部)

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