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全日本ホープス・カブ・バンビ ~神戸で開催~

7月27~29日、平成24年度全日本選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)が、グリーンアリーナ神戸で開催された。
 

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 ホープスは小学5・6年生のカテゴリー。カブやバンビでの好成績を収めた選手たちが中心にレベルの高い争いを繰り広げた。
 男子は昨年3位の金光宏暢(岡山・六番卓球クラブ)が優勝し、バンビ・カブに続き3階級制覇を果たした。金光は安定感と威力のあるフォアハンドドライブを武器に、決勝では加山(兵庫・華兵ロードスカイ)を3対1で破って優勝。
 3位には田中佑汰(熊本・城山ひのくジュニア)と加賀美利輝(山梨・増穂クラブ)が入賞。
 女子は準決勝で波乱が起きた。決勝を争うと予想されていた平野美宇(山梨・ミキハウスJSC山梨)と伊藤美誠(静岡・豊田町卓球スポーツ少年団)がそれぞれゲームオールで敗れ、3位に終わった。
 決勝は平野を破った早田ひな(福岡・石田卓球クラブ)と塩見真希(愛媛・えひめTTC)の対戦。優勝候補を倒し勢いに乗る両者の対戦は、派手さはないが、辛抱強いプレーを見せた塩見がうれしい初優勝を飾った。

 

 

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カブは小学3・4年生のカテゴリー。
 男子はバンビを2連破した3年生の張智和(宮城・仙台ジュニアクラブ)が3年生で優勝。サービス、レシーブ、両ハンドの威力と精度で他の選手を圧倒した。2位は昨年カブ3位の曽根翔(兵庫・卓栄kid's)がワンランクアップの2位。3位には安江博光(兵庫・華兵ロードスカイ)と横谷晟(岐阜・高富卓球スポーツ少年団)が入った。
 女子は昨年2位の長﨑美柚(神奈川・岸田クラブ)が順当に優勝。決勝では出澤杏佳(茨城・日立大沼卓球)の変化プレーを巧みに攻略し2階級制覇を成し遂げた。3位には大川真実(香川・OMJT)と津隈愛佳(兵庫・ALL STAR)が入った。

 

 

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 バンビは小学2年生以下のカテゴリー。小さな選手用に通常よりも10センチメートル低い卓球台で行われる。
 男子はサービス力・攻撃力のある徳田幹太(愛媛・伊予つばさJr)が初優勝。同じくサービス力のある丸山蒼葉(千葉・木更津クラブ)を決勝で破った。3位には丹羽良(岐阜・美崎クラブ)と杉本和祇(東京・礼武道場)が入賞。
 女子は昨年1年生でバンビの部を制した木原美悠(兵庫・ALL STAR)が2連覇。バック面の表ソフトラバーの変化攻撃を使いこなしシェーク裏裏の正統派を次々に破って優勝。2位の大藤沙月(福井・大野クラブジュニア)はバランスの良い両ハンドで打ち合いを制して決勝進出。3位には吉井亜紀(京都・田阪卓研)と小野立夢(埼玉・TKOクラブ)が入った。

 

 

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詳細な記録は日本卓球協会のホームページをご覧ください。
日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp

今大会の模様は卓球レポート9月号に掲載。

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