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平成24年度全日本卓球選手権大会最終日③ 男子シングルス準々決勝

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 丹羽は全球「このボールで決める」といった感じのすさまじい攻撃卓球で全日本チャンピオン吉村真晴を破った平野を圧倒。鋭いフルスイングの連続で初のベスト4入りを果たした。
丹羽孝希(青森山田高) 11-5、11-3、11-6、11-6 平野友樹(明治大)
 
今大会屈指の好ゲームとなったこの試合。普段から練習もともにするお互いに手の内を知り尽くした同士の戦いは駆け引きなしのガチンコ勝負となった。松平は序盤から足もよく動き、フォア側に振られたボールにも力強いドライブで対応。岸川は松平の動きをよく見て先手を取り、ラリーでも強さを見せた。松平の3-1リードから、バック対バックのラリーで効果的に松平のフォア側を攻める岸川が2ゲームを連取。最終ゲームも一進一退の攻防となったが、10-9と松平のマッチポイントで岸川は思い切りのいい3球目攻撃を決めてジュースに。11-10で岸川がマッチポイント。ラリーで松平が中陣からの盛り返しを見せて11-11。岸川がチャンスボールをミスして、松平が再びマッチポイント。最後はラリーから松平がフォアクロスにドライブを決めて熱戦の幕を閉じた。
松平健太(早稲田大) 14-12、9-11、11-9、11-2、6-11、6-11、13-11 岸川聖也(スヴェンソン)
 
大矢が前陣速攻で松平を台から引きはがし松平は後手後手に。大矢の打球点の早いバックハンドドライブでフォア側に振られるて松平は防戦一方。松平は終始この流れを変えられないまま、昨年のベスト4からランクダウン。大矢は5年ぶりにベスト4に復活した。
大矢英俊(東京アート) 11-6、11-5、11-6、11-6 松平賢二(協和発酵キリン)
 
前陣でブロックとカウンターを主軸に攻める張に対して、水谷は中陣からパワフルなドライブで盛り返す好ラリーを見せた。水谷3-1リードから第6ゲームは8-4からの逆転を許す嫌な流れ。しかし、最終ゲームはこれまであまり見せていなかったロングサービスを使うなどして3球目、4球目で攻め込みラリーにせずに決める展開。引き出しの多さを見せて11-3と張を圧倒した。
水谷隼(beacon.LAB)11-9、9-11、11-3、11-6、7-11、9-11、11-3 張一博(東京アート)

 

今大会の詳しい情報・記録は日本卓球協会ホームページに掲載されています。

日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
記録ページ:http://www.jtta.or.jp/AJ/result2012/

 

卓レポ.comでは、連日の熱戦の模様をウェブサイトとツイッター(http://twitter.com/takurepo)で配信します。

全日本選手権大会の特集は卓球レポート3月号(2月20日発売号)に掲載します。

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