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世界卓球2013パリ大会4日目② 混合複3回戦、吉村・石川も敗退

混合ダブルス3回戦、岸川・福原に続いてテレビコートに姿を現したのは吉村・石川ペア。攻撃力のあるペアだが安定感に欠けるプレーで韓国ペアに敗れた。水谷、福原の両エースがシングルスで敗れた昨日からの流れを引きずっているのか、日本勢にとっては苦しい流れが続く。

 

20130516-01.jpg吉村・石川も3回戦敗退


吉村・石川 8,-5,-11,-5,-9 李尚洙・朴英淑(韓国)

序盤は吉村のサービスからの展開などで得点を重ね、第1ゲームを先取したが、声を出してプレーする韓国ペアが勢いを増して集中力の高いプレーで日本ペアを苦しめる。1-1で迎えた第3ゲーム終盤で逆転を許したことで、流れは韓国ペアに。吉村のチキータを狙い打たれるなど韓国ペアには対策の後も見えた。第2ゲームから4ゲームを連取され、メダル候補の日本ペアがまたひとつ姿を消した。

■倉島監督&吉村真晴・石川佳純インタビュー
「3ゲーム目が勝負でした。8対3から逆転されましたが、あれを取っていたら、いい勝負になったのではないかと思います。(石川が相手の女子のボールを受ける)1、3、5ゲームはこちらにとってよい組み合わせですが、その3ゲーム目を逆転されたことが響きました。プレーは悪くなかったのですが、試合では1球で流れが決まるようなポイントがあります。その勝負どころの1球で、相手の方が思い切りがありました。こちらは、もっと思い切って自分を波に乗せるようなプレーが足りなかったかもしれません。自分を波に乗せるようなプレーを大場面でもできることが必要です」と倉嶋洋介監督。

「ビデオで研究していましたが、実際に対戦して思ったよりもパワーがありました。女子選手もミスが少なかったです。私はチャンスボールや大事なところでミスしてしまって、コース取りももっと気をつけた方がよかったです。3ゲーム目10対6で、サービスもレシーブもあったのに……(逆転されてしまいました)。相手がかなり思い切って来て、自分たちも思い切り行ったのですが、それ以上に最後は相手の思い切りがよくて押し切られました。まだ試合があるので気持ちを切り替えてがんばります」と石川。

「相手は凡ミスが少なく、チキータに対する対処もうまくて、チキータしても逆に相手に攻められました。もっと厳しいコースを狙えれば違った展開になったかもしれません。守りに入ってしまい、自分から行けない部分がありました。世界の大舞台で戦えたことはうれしですが、自分の実力をすべて発揮できずに終わってしまい残念です。この後の試合を見て勉強し、自分のものにしたいと思います」と吉村。

松平賢・若宮 7,7,9,-5,9 イオネスク・スッチ(ルーマニア)

松平・若宮ペアはルーマニアペアに快勝。続いて行われる4回戦(ベスト8決定)でキム・ヒョクボン/キム・ジョン(朝鮮民主主義人民共和国)と対戦。


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試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
国際卓球連盟 公式HP:http://www.ittf.com
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