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世界卓球2013パリ大会5日目② 女子複3回戦、藤井・若宮も準々決勝へ

女子ダブルス3回戦、福原・平野に続いて石川・森薗、藤井・若宮が登場。石川・森薗はシンガポールペアに敗れたものの、藤井・若宮がハンガリーペアに逆転勝ちを収めて準々決勝進出を決めた。

 

20130517-01.jpg石川・森薗はシンガポールペアに力負け

20130517-01.jpg馮天薇/ユ・メンユは準々決勝で福原・平野と対戦

20130517-01.jpg見事逆転勝ちを収めた藤井・若宮


石川・森薗 -7,-5,-7,8,-7 馮天薇/ユ・メンユ(シンガポール)
藤井・若宮 -7,11,-4,11,-3,9,5 ポータ・トート(ハンガリー)

石川・森薗はシンガポールペアの威力のあるボールを前陣で防ぎきれずに力負け。3ゲーム連取された後、1ゲームを返したが、第5ゲームは0-7と大きく引き離されあえなく3回戦敗退となった。勝ち上がったシンガポールペアは準々決勝で福原・平野と対戦。
藤井・若宮は台から距離を取ってラリー戦に持ち込むハンガリーペアに苦戦を強いられた。2-3と先に王手をかけられた第6ゲーム、先行されながらも粘り強いプレーで挽回し最終ゲームへ。追いつかれて弱気になったハンガリーペアに連続攻撃をしかけて、見事に逆転勝ちを収めた。メダルを欠けた準々決勝の対戦相手は陳夢・朱雨玲(中国)。

■石川佳純・森薗美咲インタビュー
「強打しても待たれていました。私のバックハンドは待たれていたので、フォアハンドを使ったらそれも狙われて、難しかったです。相手はコース取りもうまかったと思います。周りからメダルを取れると言われていて、心の奥にメダルという意識がありました。悔しいです。反省して、今後に生かします」と森薗。
「自分たちはいいプレーができましたが、競ったところで嫌なコースを突かれて、凡ミスが出てしまいました。メダルを目指して練習してきたので、悔しいです。シングルスで何度も対戦したことがあって、手の内はわかっていましたが、嫌なところを突かれました。こっちも研究していたのですが、私が打ったコースを待たれていました。最初からもっと攻めていかなければいけませんでした。最初はコースを突こうということを意識していて、フォアハンドで攻めていっていませんでした。最後も、相手が後ろから打ってきたボールをバックハンドで返していましたが、回り込んでフォアハンドを打つべきでした。
3種目とも今までで1番悪い結果で、オリンピックの後にこんな成績で悔しいです。情けないけれど、反省して、負けた理由をしっかり見つけたいです。
(女子シングルスの)2回戦も苦しくて、今まで以上に相手が思い切ってくると感じました。自分がもっと攻める気持ちで戦わなくてはいけないと思いますし、カット対策も必要です。いろいろなタイプに対応できるようになりたいです」と石川。

■藤井寛子・若宮三紗子インタビュー
「最後まで3球目から攻めていけました。途中、コース取りがうまくいっていない部分がありましたが、最後に修正できたので、流れがこちらに来ました。2年前は、勝ちを意識して、初めから後手後手に回ってしまい、悔いの残る試合でした。(次の試合は)最初からどんな状況でも攻めていけるようにしたいです。最後まで攻めていけば、結果はついてくると思います」と若宮。
「相手は、長年ペアを組んでいるいいペアです。初めて対戦しましたが、やはりうまいと感じました。最後まで自分の卓球をしよう、攻めていこうと考えました。相手は台上がうまく、読みもすごいです。こちらが打つコースを察知して、先に動いて攻めてきました。また、パートナーのやりやすいコース取りをしていると感じました。(勝負のポイントとなったのは)6ゲーム目でリードされましたが、そこで相手は勝ちを意識したのかもしれません。(私たちは)リードされていて、難しくても思い切って相手の嫌なコースを突いていこうと考えました。相手はうまく反応できていなかったように思います。こちらがばん回すると相手は硬くなって、そこからいい流れになりました。
(次の試合は)ほかの中国ペアに比べれば、自分たちのいいところを出せるペアだと思います。相手に不足はありません。ここで勝てたら本当に価値あるメダルだと思いますが、メダルということは意識せず、目の前の1戦に力を出し切りたいと思います。相手を台から下げてからバックを攻める、同じコースを突いて相手を重ねる、サービス・レシーブ、3球目や5球目という早い段階で攻めることを考えています」と藤井。

<女子ダブルス3回戦試合結果>
郭躍・李暁霞(中国) 7,7,11,3 シルバーアイゼン/ウー・ジャデュオ(ドイツ)
朴英淑・梁夏銀(韓国) 4,-10,6,9,11 リ・ミギョン/リ・ミョンスン(朝鮮民主主義人民共和国)
陳夢・朱雨玲(中国) -5,6,9,5,7 鄭怡静・黄怡華(中華台北)
姜華君/リ・ホチン(香港) -5,-10,6,5,11,13 グリボウスカ/パルティカ(ポーランド)
丁寧・劉詩雯(中国) 4,5,6,5 グアン・メンユアン/ヌグ・ウィンナム(香港)


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試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
国際卓球連盟 公式HP:http://www.ittf.com

 

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