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世界卓球2013パリ大会7日目② 男子単準々決勝、ボルは馬龍に敗れる

男子シングルス準々決勝第2試合は欧州の英雄ボルと最強の呼び声高いながらも未だ無冠の馬龍。2010年のモスクワ大会でボルは馬龍を破っており、馬龍を倒す可能性は大いにあると思われたが、大舞台で中国選手を倒すことの難しさが証明される形となった。

 

20130517-01.jpg馬龍は豪腕ドライブを見せた

20130517-01.jpgボルも果敢に攻めたが......

20130517-01.jpg熱戦の末にボルを破り馬龍が拳を突き上げた

馬龍(中国) 4,9,-9,8,-8,9  ボル(ドイツ)

第1ゲームは馬龍のフォアハンドをブロックミスするなど、ボルが球質に対応できない様子。11-4であっさり馬龍。
第2ゲームはボルが積極的に回り込んでフォアハンドを使い、リードするが要所でポイントを取らせてもらえずに9-11と逆転される。
第3ゲームもボルがリードで進む展開。フットワークを使って馬龍の豪打に対応。詰め寄られるが逃げ切って11-9で1ゲームを返す。
第4ゲームは馬龍ペース。10-5とゲームポイントを握るが、ここからボルが好プレーを連発して8-10まで迫る。馬龍はここでタイムアウト。次のポイントをしっかり決めた馬龍が3-1としボルは後がない。
第5ゲーム、思い切って攻めるボルと気持ちの上で守りに入ったかに見える馬龍のメンタルがそのままゲーム内容に反映され、ボルが8-4と大きくリード。しかし続けてミスが出たボルが8-7と詰め寄られたところでタイムアウト。最後はボルが3球目をバックハンドで馬龍のフォア側にエースを決めて3-2と1ゲームを返す。
第6ゲームは激しい打撃戦に。馬龍の剛球にボルも必死に応戦し、好ラリーを連発するが、最後は馬龍を打ち崩せずに第2シードの馬龍が初優勝に向かって準決勝進出を決めた。


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試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
国際卓球連盟 公式HP:http://www.ittf.com
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