北九州インターハイ3日目① 女子学校対抗3回戦 正智深谷、3時間超の熱戦を制する

平成25年7月28日～8月2日、北九州市立総合体育館にて第82回全国高等学校選手権大会が開催されている。女子学校対抗3回戦が行われベスト8が決まった。

 

四天王寺、王座奪還に向けて着々と
 

県岐阜商業は遊学館を下す
 

青森山田は苦しみながらも準々決勝へ
 

明徳義塾は就実との伝統校対決を制する
 

正智深谷、日南学園との熱戦を制して8強入り

　試合を早々に決めたのは第2シードの四天王寺。松平、森薗、松平／芝田というオーダーで高松商業を圧倒して1番に勝ち名乗りを挙げた。
　昨年ベスト4入りの躍進を遂げた県岐阜商業は1番で加藤杏華が遊学館・林から先制点を挙げると、山田、加藤知秋／加藤杏華のダブルスでストレートで快勝。
　同じく昨年初めて4強入りした愛み大瑞穂も倉吉北に3対0で圧勝。準々決勝で県岐阜商業と対戦する。
　横浜隼人は2番で秋田が慶誠・堀とのゲームオールの接戦を制して、ダブルスも快勝し3対0でベスト8入り。
　明徳義塾と就実の古豪対決は明徳が王、鳥屋で1番、2番を連取するも、就実がダブルスで1点を返す。しかし、4番でサウスポーの竹本がきっちり決めて3対1で準々決勝へ。
　昨年2位の希望ヶ丘は札幌大谷と対戦。前田がトップで先取点を挙げるも、2番で中沢が全中王者の佐藤のカットを攻略できず1対1に。要のダブルスはゲームオールとなった第5ゲームで8-4と佐藤／伊藤の札幌大谷ペアがリードしたところから弓取／前田の希望ヶ丘ペアが7点連取で逆転勝ち。4番は昨年シングルス2位の徳永が決めた。
　昨年優勝の青森山田は薄氷の勝利となった。1番で宋が先制点を挙げるも、2番で相原が敗れ1対1に。宋／山本のダブルスが竹本／鴨川の異質攻守に苦しみ逆転負け。1対2と後がなくなった青森山田は4番山本、5番安藤がきっちり決めて苦しい戦いを乗り切った。
　3時間を超える長丁場となった正智深谷対日南学園は、全中3位の牛嶋のカットを攻略した向山（歩）の日南学園が先制。2番は平侑里香が返し1対1に。ダブルスも接戦になるが平侑里香／田口の正智深谷が集中力の高いプレーで日南学園ペアを振り切って、2対1に。4番、5番は2台進行となったが、5番の平真由香が先に勝利を挙げて正智深谷の勝利が決定。4番の前瀧は林に敗れ3対2で正智深谷の勝利となった。

準々決勝の組み合わせは以下の通り。試合は本日15:30開始。
青森山田　-　横浜隼人
県岐阜商業　-　愛み大瑞穂
希望ヶ丘　-　正智深谷
四天王寺　-　明徳義塾