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北九州インターハイ3日目③ 男子学校対抗準々決勝 4強が出そろう

平成25年7月28日~8月2日、北九州市立総合体育館にて第82回全国高等学校選手権大会が開催されている。男子学校対抗3回戦に続き、準々決勝が行われ4強が出そろった。男子は第1~第4シードが順当に勝ち上がる結果となった。

 

20130517-21.jpg森薗(左)は単複で活躍
 
20130517-22.jpg愛工大名電は卯木が堀を破る金星
 
20130517-23.jpg野田学園は要のダブルスを押さえた
 
20130517-23.jpg希望ヶ丘は上宮を圧倒
 


 青森山田(青森) 3−0 出雲北陵(島根)
○及川 9,7,7 渡邊
○森薗 5,8,9 地崎
○森薗/三部 6,-7,-6,2,9 渡邊/白根
 三部 - 恒松
 坪井 - 白根

第1シードで9連覇を狙う王者青森山田は2年連続で8強入りを果たした出雲北陵をストレートで下した。森薗/三部のダブルスは3回戦でも苦戦を強いられたが、ここでもゲームカウント1対2と先行を許す苦しい展開となった。出雲北陵ペアもチャンスはあったが、後半のオーダーも三部、坪井とすきのない青森山田を倒すことは容易ではないだろう。

 愛工大名電(愛知) 3−1 明徳義塾(高知)
 松下 8,3,-4,-10,-3 渡辺○
○稲島 -7,6,8,7 金博
○上江洲/松下 -5,-9,7,3,7 堀/渡辺
○卯木 -3,7,7,-12,6 堀
 上江洲 - 田中博

伝統校対決となったこの試合は、トップで松下が渡辺に2対0から逆転負けを喫し、いやな流れでスタートした名電だが、2番で稲島が留学生の金博を打ち負かして1対1に戻すと、ダブルスでは名電ペアが0対2からラリーに強さを見せて逆転勝ち。名電が王手をかける。4番、5番は2台進行で5番上江洲が田中を倒し、勝負を決めたが、卯木も明徳義塾のエース堀に打ち負けないパワーとスピードでこの勝負を決め、3対1で愛工大名電がベスト4入りを決めた。

 野田学園(山口) 3−0 専大北上(岩手)
○吉村 7,8,7 皆川
○平野 6,6,8 張晨
○吉村/千葉 -8,7,-4,9,10 大槻/皆川
 千葉 - 大槻
 高取 - 石井

5年連続決勝進出、そして初優勝を狙う野田学園は3回戦でエース吉村1点を落とすなど不安もあったが、準々決勝では1番吉村、2番平野が快勝し、宮崎商業との熱戦を制した専大北上を追い詰めた。ダブルスはミスを恐れずにプレーする野田学園ペアの好不調に結果が大きく左右されるが、最後まで思い切ってプレーした吉村/千葉が接戦を制して準決勝進出を決めた。

希望ヶ丘(福岡) 3−0 上宮(大阪)
○田添健 -8,6,11,4 矢吹
○田添響 7,11,6 和田
○田添健/上村 9,3,9 西田/和田
 定松 - 西田
 上村 - 福井

地元で優勝の期待がかかる希望ヶ丘は、3回戦で尚志学園との熱戦を制して8強入りした上宮と対戦。エース田添健汰に対して上宮は1年生の矢吹を起用。打球点の早い打ち合いで矢吹が第1ゲームを先行するも、距離感をつかんだ田添が3ゲームを連取。2番田添響もスピード感のある両ハンドで和田を圧倒。田添健汰/上村のダブルスも台上から攻めて上宮ペアを圧倒した。


明日の準決勝の予定は以下の通り(7/31 午前9時開始)。
青森山田 - 愛工大名電
希望ヶ丘 - 野田学園


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試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
平成25年度全国高等学校総合体育大会:http://www.fukuoka-koutairen.com/2013ih/
全国高等学校体育連盟卓球専門部:http://www.koutairen-tt.net/

今大会の模様は卓球レポート9月号(8/20発売)、および10月号(9/20発売)に掲載。
 
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