1. 卓球レポート Top
  2. 大会
  3. 国内大会
  4. インターハイ
  5. 北九州インターハイ5日目③ 女子学校対抗決勝 四天王寺が2年ぶりの優勝

北九州インターハイ5日目③ 女子学校対抗決勝 四天王寺が2年ぶりの優勝

平成25年7月28日~8月2日、北九州市立総合体育館にて第82回全国高等学校選手権大会が開催されている。大会5日目、男女学校対抗の決勝が行われた。女子は昨年優勝の青森山田と1昨年優勝の四天王寺の戦いは、前半でリードした四天王寺が3対1で青森山田をくだし王座に返り咲いた。

 

20130517-23.jpg四天王寺は2年ぶり18回目の優勝
 

20130517-23.jpg芝田はトップで宋を破る金星
 

20130517-23.jpg阿部は変化攻撃で相原を破り2点目を挙げた
 
20130517-23.jpgダブルス王者の宋・山本は四天王寺に一矢報いたが
 
20130517-23.jpg松平が安藤に逆転勝利を収め優勝を決めた
 
 
 四天王寺 3−1 青森山田
○芝田 11,4,7 宋
○阿部 5,6,9 相原
 松平/阿部 -7,7,9,10 宋/山本○
○松平 -6,-4,6,6,8 安藤
 森薗 - 山本

トップバッターは青森山田エースの宋と四天王寺ルーキーの芝田。芝田は前陣で両ハンドカウンターをしかける宋に対して少し距離を取ってパワフルな両ハンドドライブで圧倒。踏み込んで打つフォアハンドドライブに加え、男子のように打点を落としたところからも回転量の多いループドライブをかけるなど珍しいタイプの選手。やり慣れていないタイプだからか、宋は終始押されたままで、芝田はトップでエースを破る殊勲。
2番は異質型の阿部のバックハンドに相原が最後まで対応できずに阿部がストレート勝ち。あっという間に四天王寺が優勝に王手をかける。
しかしここで引き下がれない青森山田は女子ダブルス優勝ペアの宋/山本が意地を見せて、松平/阿部を3対1で退け1点を返す。
4番の松平安藤は直前に行われた女子シングルスの5回戦で対戦しており、4対2で松平が勝っている。しかし、ここでは安藤が松平のドライブに対してフォアハンドスマッシュで応戦。松平のしゃがみ込みサービスも落ち着いてレシーブしてつなぎのドライブを狙い撃ち。2ゲームを連取した安藤が一気に決めるかと思われたが、3ゲーム目からは松平が少し距離を取って連続攻撃をしかけ安藤のカウンターを封じ、逆転。安藤はこの戦術変換に対応できずにラストにつなぐことはできなかった。
昨年2回戦負けの苦渋を味わった四天王寺が見事に王座に返り咲いた。
 
 

卓レポ.comでは本サイトのほかにツイッター(https://www.twitter.com/takurepo/)でもリアルタイムの情報を配信しています。是非ご覧ください。


試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
平成25年度全国高等学校総合体育大会:http://www.fukuoka-koutairen.com/2013ih/
全国高等学校体育連盟卓球専門部:http://www.koutairen-tt.net/

今大会の模様は卓球レポート9月号(8/20発売)、および10月号(9/20発売)に掲載。
 
\この記事をシェアする/

Rankingランキング

■大会の人気記事

NEW ARTICLE新着記事

■大会の新着記事