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北九州インターハイ最終日② 男女シングルス準決勝 ファイナリストが決まる

平成25年7月28日~8月2日、北九州市立総合体育館にて第82回全国高等学校選手権大会が開催されている。男女シングルスの準決勝が行われ男子は森薗と及川、女子は阿部と佐藤が決勝進出を決めた。

 

20130517-23.jpg森薗は抜群のフットワークで渡辺を攻め立てた

20130517-23.jpg及川は前陣で田添の強烈な攻撃をしのいだ
 
20130517-23.jpg阿部はバック面の変化とフォアスマッシュで決勝進出
 
20130517-23.jpg佐藤、加藤もストレートで下しついに決勝進出
 
<男子シングルス準決勝>
及川(青森山田) 4−2 田添健(希望が丘)
学校対抗で希望が丘に敗れた及川が発奮した。田添のボールの威力に押されて2ゲームを失うが、下がらずに速い打球点の両ハンドに勝機を見いだし2-2に。田添の中陣からのドライブを前陣で伸ばすブロック、カウンターでしのいで田添のミスを誘う。チャンスボールはミドル、両サイドを的確に狙ってポイントに結びつけた。第5ゲームは及川がゲームポイントを握るが、田添の粘り強い連打でジュースに。しかし、前陣で田添を振り回した及川が13-11で決勝進出に王手。第6ゲームも及川は田添の攻撃を前陣でしのいで反撃、最後は3球目攻撃で決勝進出を決めた。

森薗(青森山田) 4−1 渡辺(明徳義塾)
森薗の全球攻撃ともいえるようなアグレッシブなプレーに渡辺は終始押され気味。フットワークを使って下がらずに連続攻撃をしかけて攻めきった。渡辺は1ゲームを返すが、森薗の高い集中力は最後まで切れず2年連続の決勝進出を決めた。
 
 
<女子シングルス準決勝>
阿部(四天王寺) 4−0 森(昇陽)
異質型の阿部はバック面でチャンスをつくり、森がつないだボールをすかさずにフォアハンドスマッシュで攻撃。森は阿部のフォアを攻める場面もあったが、阿部はフォア側への反応も良く、バック面の変化とこの戦術を最後まで攻略できなかった森がストレートで敗れた。阿部は初の決勝進出。

佐藤(札幌大谷) 4−0 加藤知(県岐阜商業)
加藤はフォアハンドスマッシュを多用し、佐藤のカットを攻略しにかかったが、佐藤は回転量の変化、低いカット、深いカットなどでスマッシュを封じ、加藤は勝負所で強打にミスが出る展開に。佐藤は横回転ツッツキ、バックハンド攻撃、後陣からの攻撃など引き出しの多さも見せた。昨年の全中王者、1年生の佐藤が決勝進出を決めた。
 



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試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
平成25年度全国高等学校総合体育大会:http://www.fukuoka-koutairen.com/2013ih/
全国高等学校体育連盟卓球専門部:http://www.koutairen-tt.net/

今大会の模様は卓球レポート9月号(8/20発売)、および10月号(9/20発売)に掲載。
 
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