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世界卓球2014東京大会7日目③ 【女子団体】中国、決勝進出も笑顔はなし

JA全農世界卓球東京2014東京大会(4月28日~5月5日)7日目の5月4日は男女団体の準決勝4試合が行われる。第2試合は女子団体準決勝、中国対シンガポールが行われ、中国が危なげなく決勝進出を決めた。
 
世界チャンピオン李暁霞がエース対決を制する

もう1人の世界チャンピオン丁寧も快勝

朱雨玲は安定感のあるカット攻略を見せた

孔令輝監督が狙うは優勝のみ

<女子団体準決勝>
 中国 3−0 シンガポール

○李暁霞 -8,8,5,7 馮天薇
○丁寧 6,3,6 ユ・メンユ
○朱雨玲 4,7,6 リ・シーユン
 丁寧 - 馮天薇
 李暁霞 - ユ・メンユ

4年前、2010年世界選手権モスクワ大会の決勝では中国を破ったシンガポールだが、さすがに今のシンガポールにその力はなかった。トップでエース対決を制したのは世界チャンピオンにしてオリンピックチャンピオンの李暁霞。モスクワ大会の決勝では丁寧と劉詩雯を破って優勝を決めた馮天薇だが、往年の勢いは陰りを見せ、第1ゲームを奪ったものの、第2ゲームからはギアを入れてきた李暁霞にシャットアウトされた。
2番はカウンタープレーの得意なユ・メンユが丁寧に挑んだが、思い切ったカウンター強打にミスが出て流れは丁寧に。丁寧は粘り強い両ハンドでユ・メンユにペースをつかませずに、終始ラリーの主導権を握り、ストレート勝ちを収めた。
3番は朱雨玲対リ・シーユン。リ・シーユンは攻撃力もあるカット主戦型の選手だが、パワーでもテクニックでも中国選手には及ばない。カットで粘っても、質の高いカット打ちにミスを誘われ、攻撃をしても朱雨玲にカウンターを食らうなど活路を見いだせない。結局打開策を見いだせないまま朱雨玲がストレートで勝利して中国が決勝進出を決めた。
優勝だけが目的だというように、あっさりと決勝進出を決めた孔令輝監督にも選手たちにも笑顔はない。
 

今大会の模様は卓球レポート6月号(5月20日発売)・7月号(6月20日)に掲載

公益財団法人日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
JA全農2014年世界卓球団体選手権東京大会/公式サイト:http://www.2014wtttc.com
国際卓球連盟(ITTF)世界卓球2014東京:
http://www.ittf.com/competitions/competitions2.asp?Competition_ID=2278&category=WTTC

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