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甲府インターハイ2日目② 女子学校対抗は四天王寺らシード校が3回戦進出

平成26年8月4日~9日、小瀬スポーツ公園武道館、小瀬スポーツ公園体育館(山梨県)にて第83回全国高等学校選手権大会が開催されている。女子学校対抗1~2回戦では、4シードの強豪校をはじめ、実力校が3回戦に勝ち上がった。一方、8シードでは遊学館が慶誠に敗れる波乱があった。


 

140805-g01.jpg昨年優勝の四天王寺は阿部を中心に危なげなく勝ち進んだ
 
140805-g02.jpg德永(写真)、前田らを中心に優勝を狙う希望が丘
 
140805-g03.jpg札幌大谷の佐藤は苦しみながらも逆転勝利を収めた

140805-g04.jpgシード校の遊学館を破った慶誠は安藤の活躍が光った


 シード校が登場した女子学校対抗2回戦。昨年優勝メンバーの阿部、芝田、森薗が残り、優勝候補の筆頭に上げられている第1シードの四天王寺(大阪)が登場した。挙げた3人にルーキーの三條を加えた盤石のオーダーで岩国商業(山口)にストレート勝ち。1本目から気合いが込もったベンチの様子を見るかぎり、連覇へ向けて視界は良好のようだ。  

 もう一方の優勝候補であり、春の高校選抜を制している希望が丘(福岡)は第2シードで登場。秋田商業(秋田)を下し、危なげなく3回戦に勝ち上がった。一昨年女子シングルスファイナリストの前田、徳永で悲願の初優勝がなるのか。明日以降の戦いぶりに注目したい。
 そのほかの4シード、正智深谷と愛み大瑞穂も危なげない試合運びで3回戦に勝ち上がった。  

 女子シングルス優勝候補の佐藤を擁し、今大会のダークホースと見られている8シードの札幌大谷は2回戦で明誠と対戦。2番の佐藤が玉石の思い切りのいいカット攻略にゲームオール8対10と追い詰められたが、そこから逆転勝ちし、2回戦を突破した。  

  一方、8シードの一角、遊学館が慶誠に敗れる波乱があった。慶誠は、青森山田から転校した安藤が単複で活躍し、ラストまでもつれる熱戦を制した。そのほかの8シード、明徳義塾、大野は順当に勝ち上がった。

  また、今年の全日本女子シングルスでベスト8に入った加藤がいる県岐阜商業、地元山梨の日本航空、鹿児島城西との九州勢対決を制した日南学園らが3回戦進出を果たしている。

 明日の3回戦の対戦組み合わせは以下の通り。
四天王寺(大阪) 対 松商学園(長野)
横浜隼人(神奈川) 対 札幌大谷(北海道)
明徳義塾(高知) 対 日本航空(山梨)
聖和学園(宮城) 対 愛み大瑞穂(愛知)
正智深谷(埼玉) 対 日南学園(宮崎)
奈良女子(奈良) 対 大野(岩手)
慶誠(熊本) 対 県岐阜商業(岐阜)
芦屋学園(兵庫) 対 希望が丘(福岡)
 


140805-g05.jpg男女の会場をつなぐ道は距離があるが木陰で快適

 インターハイ会場の小瀬スポーツ公園は、山梨県で開催されるスポーツイベントの拠点になる総合スポーツ施設。約1キロメートル四方の広大な敷地内には、体育館をはじめとして野球場やサッカー場、陸上トラックなど様々なスポーツ施設がある。
 卓球競技の会場は男女で分かれていて、男子が小瀬スポーツ公園内の武道館、女子が体育館。なにしろ敷地が広いため、2つの会場はすぐ隣というわけにはいかず、800メートルほどの距離がある。男女とも出場している学校などは、お互いの会場を行き来するのに大変(加えて報道陣も)。それでも、2つの会場をつなぐ1本道は木陰になっていて、照りつける太陽をさえぎってくれるので快適に歩くことができる。また、この道沿いには各卓球メーカーのブースが勢ぞろいしているので、選手や父兄たちは、お祭りの屋台を散策するように楽しげな様子で2つの会場を行き交っていた。

卓レポ.comでは本サイトのほかにツイッター(https://www.twitter.com/takurepo/)でもリアルタイムの情報を配信しています。是非ご覧ください。

試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
平成26年度全国高等学校総合体育大会:http://www.zen-koutairen.com/2014soutai/
全国高等学校体育連盟卓球専門部:http://www.koutairen-tt.net/

今大会の模様は卓球レポート10月号(9/20発売)に掲載予定です。
 
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