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甲府インターハイ最終日⑤ 前田が2回目の女子シングルスの頂点に立つ

大会最終日は男女シングルスの準々決勝から決勝までが行われ、女子シングルス決勝は前田(希望が丘)と森(昇陽)が対戦。前田が4対1で森を破り、女子ダブルスに続いて2冠を達成した。

 

20130517-23.jpg前田が2回目のインターハイ女王に!

20130517-23.jpg両ハンドでの厳しいコースへの攻撃で森に勝利

20130517-23.jpg森はバックハンド中心の攻めを見せたが、惜しくも敗れる


■女子シングルス決勝結果
前田(希望が丘) 6、13、7、-6、10 森(昇陽)

 6月のジャパンオープンで対戦するなど、これまで多くの大会で対戦してきた前田と森による決勝は質の高い素早いラリー戦が続く展開となった。第1ゲーム、前田はバック側を中心に攻める森に対して、両コーナーを突いたドライブ攻撃で対応。ピッチの速いラリーの中で11-6と先制点を挙げた。

 第2ゲームは前田が森の緩急をつけたドライブに苦戦するも、徐々にタイミングがあい始めてジュースにもつれこむ接戦となる。最後は13-13と拮抗した展開から前田のサイドを狙った攻撃が光り、2ゲームを連取。

 第1、第2ゲームを制して勢いに乗った前田は第3ゲームもラリーの中で打ち負けない強さを見せて、11-6と優勝に王手しかし、第4ゲームは森が徹底したバック側への攻撃で得点を重ねて、11-6で1ゲームを取り返す。。

 迎えた第5ゲームも森のペースで試合が進み、9-10とゲームポイントを握られたが、ここから3ポイントを連取。華麗な逆転劇で熱戦に終止符を打った。前田は1年生で優勝した長野インターハイに続き2回目の優勝。女子ダブルスに続く2冠を達成した。

■希望が丘 前田選手のコメント
「森選手とはこれまでの対戦であまり相性がよくなかったので、勝つことはできてとてもうれしいです。決勝は攻める姿勢を貫いたことが勝利につながったと思います。また、3ゲームを連取した後の第4,第5ゲームは苦しい場面が続きましたが、スタンドの応援してくれた方々の声援が力になりました。1年生で優勝はしましたが、昨年は悔しい思いをしていただけに今回、再び優勝することができてよかったです」

■昇陽 森選手のコメント
「大会全体を通して周囲の注目などもあり、プレッシャーを感じていました。その中で決勝に進出できたことは満足しています。しかし、まだプレッシャーを力に変えることができていないのでその点は今後の課題です。決勝では作戦通り前田選手のバック側にボールを集めることができましたが、前田選手のボールに対応できなかったことが敗因だと思うので、今後改善していきたいと思います」

 


試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
平成25年度全国高等学校総合体育大会:http://www.fukuoka-koutairen.com/2013ih/
全国高等学校体育連盟卓球専門部:http://www.koutairen-tt.net/

今大会の模様は卓球レポート9月号(8/20発売)、および10月号(9/20発売)に掲載。
 
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