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大津インターハイ3日目② 男子学校対抗、瓊浦が初のベスト4入り

大会3日目は男女ダブルスの1回戦から3回戦に続けて男女学校対抗の3回戦と準々決勝が行われた。男子学校対抗準々決勝はいずれも激戦となったが、優勝候補の青森山田、野田学園、愛工大名電が順当に勝ち上がった他、瓊浦が準々決勝で鶴岡東を破り、初のベスト4入りを果たした。
 

150811-21.jpg一ノ瀬は何度もマッチポイントをしのいで貴重な1点を挙げた
 
150811-22.jpg杜若の二木/仲田貴は及川/三部を破る金星
 

第1シードの青森山田は3回戦で専大北上を破って準々決勝へ。一方の杜若は3回戦で明豊を破ってのベスト8入り。
青森山田はトップで三部が先制点を挙げると、2番の一ノ瀬は杜若のエース二木に0対2からたびたびマッチポイントを奪われながらも辛くも逆転勝ちで青森山田が2対0と王手。青森山田は及川/三部のダブルスで決めたいところだが、台上からアグレッシブに攻めて先手を取った二木/仲田貴が流れをつかんで勝利。しかし、4番は及川が手堅いプレーできっちり決めて2連覇に向けて、ひとつ駒を進めた。

 

15081002-01.jpgトップで中ノ瀬が相馬に逆転勝ちを収め、勝利の流れを呼び込んだ
 
15081002-02.jpgラストは田中が落ち着いたプレーで勝利し熱戦の幕を閉じた
 

3回戦で明徳義塾を破って初のベスト8入りを果たした瓊浦が、2年連続のベスト4入りを目指す鶴岡東と対戦。
トップは鶴岡東の相馬が切れのあるフットワークとフォアハンドのスピードドライブで2ゲームを先取。しかし、サウスポーの中ノ瀬が粘りを見せて逆転。貴重な先制点を挙げた。
2番は鶴岡東のカット内田を留学生の李が鋭い左腕からのドライブで打ち抜いて、瓊浦が2対0とリード。
後がなくなった鶴岡東は、相馬/葉波のダブルスが0対2から中ノ瀬/田中に食らいついて逆転勝ち。4番葉波もこれに続き、ストレート勝ち。
ラストは鶴岡東のサウスポー櫻内のくせのあるボールに落ち着いたプレーで対応した田中が3対1で勝利し、瓊浦が初のベスト4進出を決めた。

 

15081002-01.jpg青山がチームに勢いをつける先制点
 
15081002-02.jpgラストは1年生の沼村が勝負強さを見せた
 

夏の初タイトルを狙う野田学園が、王座奪還を目指す希望が丘と準々決勝で対戦。
トップは青山が思いきりのいい両ハンドで吉田をストレートで破り、野田学園が先制。2番はカットの竹﨑がカット主戦型らしい辛抱強いプレーで蛭田を退け、野田学園が一気に王手。しかし、高取/青山が吉田/弓取にカウンターを食らって、希望が丘が1点を返すと、4番でも弓取が力強いドライブで2つのジュースを物にして全日本ジュニア3位の伊丹を破ってラストに持ち込んだ。
ラストは沼村と原田のサウスポー対決となったが、2対0から追いつかれた沼村が、嫌な流れを振り切るような鋭いバックハンドで原田を突き放し、野田学園がベスト4進出を決めた。

 

15081002-01.jpg木造がトップで出雲を下して愛工大名電が先制点
 
15081002-02.jpgラストは高見が安定感のあるプレーで五十嵐を退け愛工大名電が4強入り
 

第2シードの愛工大名電は、3回戦で東山を破りベスト8入りを果たした遊学館と対戦。
トップは1年生対決。ともに全中王者の木造と出雲だが、この試合では台上プレーと安定感で上回る木造に軍配。2番は百瀬が得意のバックハンドでミスを誘われ村田がストレート勝ち。3番は松山/木造が2対0から第3ゲームをジュースで落とし流れが変わるかと思われたが、第4ゲームで踏みとどまり愛工大名電が2対1とリード。4番は思い切りよく攻めてくる五十嵐を高見が堅実なプレーでいなして愛工大名電が準決勝進出。

明日の準決勝の対戦は以下の通り。
13:15~ 青森山田(青森) 対 瓊浦(長崎)
13:15~ 野田学園(山口) 対 愛工大名電(愛知)
 

●男子学校対抗の勝ち上がりは下記の情報をご覧ください

男子学校対抗組み合わせ(PDF)

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試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
平成27年度全国高等学校総合体育大会:http://www.shiga-soutai2015.jp
全国高等学校体育連盟卓球専門部:http://www.koutairen-tt.net/

今大会の模様は卓球レポート10月号(9/20発売)に掲載予定です。
 

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