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元日本代表が世界卓球を語る「梅村礼の眼」⑩

世界卓球2017デュッセルドルフでは、全日本チャンピオンの座に2度輝き、日本代表としても活躍した梅村礼がその鋭い目で見た世界卓球を語る。ここでは、混合ダブルス決勝の話を聞いた。


ayazo.jpg<混合ダブルス決勝>
吉村/石川 -8,-8,8,-10,4,9,5 陳建安/鄭怡静(中華台北)

序盤は、鄭怡静選手が吉村選手のボールを苦にしていない感じだったので、いやな展開かなと思っていましたが、石川選手が吉村選手をうまくリードして試合を進めました。吉村選手は良いボールとミスが紙一重の部分があったので、そこをうまく石川選手が引っ張っていたと思います。特に最終ゲームは吉村選手のボールが次々に決まる中で肩をたたいたりして、無理はしすぎないで普通にプレーすることを意識させて、吉村選手を落ち着かせているように見えました。
吉村/石川ペアは、お互いに良いボールを打てて調子がいいからこそ、自分たちが崩れていくということが時々あったので、そうしたことがないように石川選手がうまくコントロールしていたと思います。ペアを組んで長いので何をやるべきなのかということが互いにしっかりとわかっていたように見えました。
また、石川選手が陳建安選手のボールを受ける回りのときに、吉村選手が無理をして、厳しいボールを送ろうとしてミスをするというケースが目立ちましたが、それに対して石川選手は「任せてもらって大丈夫」という感じでいて、吉村選手にリラックスしてプレーして欲しかったのだろうなということがうかがえました。石川選手は、序盤は陳建安選手のボールが取れなくていらいらした部分もありましたが、ミックスダブルスはいかに女子選手がミスをしないで、男子選手が無理をしすぎないかというところにかかってくるので、混合ダブルスの大事な部分を忘れずにプレーできていたと思います。
 2人は2年前の蘇州大会に比べて技術はもちろんですが、精神的にかなり成長していると思います。以前はイージーなミスで失点した後に、バタバタと失点が続くケースが多かったのですが、今大会はそういった精神面で崩れることがなく、成長の跡が見えました。
 世界卓球での優勝は本当にすごいことだと思うし、見ている私たちも感動しました。表彰式で日の丸が一番上に掲げられて、君が代が流れるということが私の現役時代にはなかったので感動しました。
 


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今大会の模様は卓球レポート7月号(6月20日発売)に掲載

公益財団法人日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
世界卓球2017デュッセルドルフ/公式サイト(英語):http://www.wttc2017.com/en.html
国際卓球連盟(ITTF)世界卓球2017デュッセルドルフ(英語):
http://www.ittf.com/tournament/2705/world-table-tennis-championships/

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