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インターハイ三冠王渋谷浩が見た郡山大会<3> 男女ダブルス決勝

【男子ダブルス決勝】

■木造勇人/髙見真己(愛工大名電) -8,7,5,6 田中佑汰/加山裕(愛工大名電)

 決勝はお互いに手のうちを知っているということもあり、精神的な部分が勝敗を大きく左右したといえます。
 その中で、木造/髙見の先輩ペアの我慢強い戦いが光りました。試合全体を通してミスを最小限に抑えるようなプレーでした。荒々しいプレーも少なく、非常に堅実なプレーが目立ちました。木造、髙見はともに三冠王を狙えるだけの実力を備えており、心の中には「ダブルスも勝ちたい」という意識があったと思いますが、気持ちを落ち着かせ、しっかりとした準備をして試合に臨めていたと思います。
 一方の田中/加山は敗れはしましたが、田中の堅実なプレーと加山の攻撃力の高さがうまく噛み合って決勝まで勝ち進みました。準決勝の出雲/五十嵐(遊学館)戦は、2対0から追いつかれましたが、最終ゲームは要所での加山の攻撃が光っていました。

 

【女子ダブルス決勝】

■井絢乃/三村優果(明徳義塾) 8,7,-5,9 笹尾明日香/杉本恵(横浜隼人)

 決勝は井/三村の戦術がうまくはまっていました。対戦相手の笹尾/杉本はともに強烈なフォアハンドドライブを打つため、明徳ペアは徹底して横浜隼人ペアのバックを突いていました。レシーブのときは「バック側の深いところを突く」、もしくは「フォア前に短くストップする」という2つを軸に組み立て、フォアハンドドライブを打たせないことを徹底していました。
 おそくらですが、井と三村はフォア対フォアの打ち合いでは相手の方が上だと感じていたので、返球するコースに気を使ってゲームを展開していたと思います。試合を振り返ると、バック対バックの形から得点をするケースが多かったです。
 終盤は明徳ペアが優勝を意識したのか、弱気になってコースが甘くなったところでフォアハンド強打を打たれる場面もありましたが、エッジインなどラッキーな得点もあって逃げ切りました。終盤はうまくいかない場面もありましたが、最後まで戦術を徹底してやり通したことが優勝という結果につながりました。
 敗れた笹尾/杉本は、フォアハンドを打ち出すとバックハンドにもリズムが出て全体のリズムが良くなっていました。終盤は得点できそうなラリーも多くありましたが、不運な失点もあって勝利には届きませんでした。しかし、準決勝で優勝候補の梅村/塩見(四天王寺)を圧巻の攻撃で破るなど、持ち味を発揮したプレーができていたと思います。

 

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渋谷浩
平成11年度全日本チャンピオン
第52回インターハイ名古屋大会(1983年)
学校対抗優勝(熊谷商業)、男子シングルス2位、男子ダブルス優勝
第53回インターハイ横手大会(1984年)
学校対抗優勝(熊谷商業)、男子シングルス優勝、男子ダブルス優勝
第54回インターハイ鶴来・野々市大会(1985年)
学校対抗優勝(熊谷商業)、男子シングルス優勝、男子ダブルス優勝
 

 


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試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
平成29年度全国高等学校総合体育大会:http://2017soutai.jp/
全国高等学校体育連盟卓球専門部:http://www.koutairen-tt.net/
今大会の模様は卓球レポート9月号(8/20発売)に掲載予定です。
 

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