2017ワールドツアー・グランドファイナルは女子シングルス1回戦が行われ、平野美宇（日本）が顧玉婷（中国）とフルゲームの接戦を見せたが 惜しくも敗れた。
平野は顧玉婷に迫ったもののゲームオールの末に敗退
過去3度敗れている顧玉婷と互角の戦いを見せた平野
顧玉婷はスタートから気迫全開のプレーで勝利をつかんだ
＜女子シングルス1回戦＞
顧玉婷（中国） 5，6，-10，8，-9，-12，9 平野美宇（日本）
陳幸同（中国） 2，6，10，-5，10 シャン・シャオナ（ドイツ）
平野は今年4回目の対戦となる顧玉婷（中国）に挑んだ。序盤は顧玉婷の左右への揺さぶりに対して対応が遅れて2ゲームを連取されたが、第3ゲームの中盤から平野が反撃。両サイドへの攻撃に対して前陣でカウンターを決めるなど、1ゲームを奪った。ゲームカウント1対3で迎えた第5ゲームは終盤までリードを許す展開が続いたが、勝利が見えた顧玉婷にミスが出て逆転。続く第6ゲームもリードを許しながらも終始落ち着いたプレーを見せた平野が奪った。
最終ゲームは平野はスタートから0-6とリードをされる苦しい展開となったが、チキータ、フリックといった積極的なレシーブから得点を奪って徐々に顧玉婷に迫る。しかし、9-10の場面で平野がサービスミス。まさかの幕切れで最後を終えた。最終ゲーム、顧玉婷は平野の猛攻に対してプレッシャーを感じていただけに悔しい敗戦となった。
陳幸同（中国）対シャン・シャオナ（ドイツ）の一戦は陳幸同が勝利。ペン表速攻型のシャン・シャオナが迫る場面もあったが、陳幸同が振り切って勝利を収めた。このほか、陳夢（中国）、馮天薇（シンガポール）がベスト8入りを決めている。
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