1. 卓球レポート Top
  2. 大会
  3. 国際大会
  4. ワールドツアー
  5. 2017ワールドツアー・グランドファイナル3日目② 伊藤美誠が陳幸同に敗れて準々決勝敗退

2017ワールドツアー・グランドファイナル3日目② 伊藤美誠が陳幸同に敗れて準々決勝敗退

大会3日目を迎えた2017ワールドツアー・グランドファイナル。女子シングルス準々決勝第では伊藤美誠(日本)が陳幸同(中国)と対戦するもゲームカウント1対4で敗れ、準決勝進出とはならなかった。


伊藤は陳幸同に破れ、ベスト4入りとはならず

リスクを背負った攻めで迫ったが一歩及ばなかった

陳幸同はバックハンドのラリーからゲームの主導権を握った

<女子シングルス準々決勝>
陳幸同(中国) 8,-8,6,8,6 伊藤(日本)

 第1ゲーム、「もう少し相手から攻撃をしてくると予想していた」という伊藤の予想に反して陳幸同はバック対バックから伊藤のフォアサイドを突くなど、ラリー志向のプレーでゲームを先制する。第2ゲームは伊藤が反撃。競り合いが続いたが、フォア前のサービスから相手のミスを誘うなど、中盤に抜け出してゲームを取り返した。これで流れに乗りたいところだったが、第3ゲームは出足から陳幸同がバックハンド強打で3連続得点。伊藤も食らいついたが、その差を縮められずゲームを奪われた。第4ゲームも2-6とリードを許した伊藤だったが、陳幸同のサービスミスから4連続得点で同点に追いつく。良い流れに乗りたいところだったが、勝負どころではバック対バックで陳幸同がじっくりとラリーを組み立てて得点。伊藤もリスクを背負って攻めたが、ミスが出てゲームを連取された。第5ゲームも要所を締める陳幸同を崩すには至らず、日本女子最後の砦となった伊藤だが、惜しくも準決勝進出とはならなかった。

 試合後、伊藤は「今回は実力の差かなと思います。私のいいところを出させてくれませんでした。相手がもっと攻撃的に来るかなと思っていたのですが、前陣に張り付いて左右に振り回してきました。試合の中では一発の強打もあり、戦術の幅の広さを感じました」とゲームを振り返った。目に涙を浮かべながらインタビューに応えてくれた伊藤。この悔しさを来年以降の国際舞台でぶつけてほしい。


卓レポ.comでは随時、ツイッターとこちらの大会報道で情報をアップしていきますのでお楽しみに!

卓レポツイッター:https://twitter.com/takurepo

日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
国際卓球連盟(ITTF):http://www.ittf.com

今大会の模様は卓球レポート2月号に掲載します。

\この記事をシェアする/

Rankingランキング

■大会の人気記事

NEW ARTICLE新着記事

■大会の新着記事