1. 卓球レポート Top
  2. 大会
  3. 国際大会
  4. ワールドツアー
  5. 2017ワールドツアー・グランドファイナル最終日③ 森薗/大島が驚異の逆転劇で2度目のV!

2017ワールドツアー・グランドファイナル最終日③ 森薗/大島が驚異の逆転劇で2度目のV!

男子ダブルス決勝では森薗/大島(日本)が何鈞傑/黄鎮廷(香港)と対戦。ゲームオールの死闘の末に見事2度目のグランドファイナル制覇を達成した。


森薗/大島が大逆転勝利で2度目の優勝!

劣勢に立たされながらも驚異的の粘りを見せた

香港ペアは優勝に手がかかりながらも悔しい逆転負け

<男子ダブルス決勝>
森薗/大島(日本) 7,-6,-6,10,-9,10,10 何鈞傑/黄鎮廷(香港)

 両ペアによる対戦は9月のオーストリアオープン以来2度目となる。そのときは香港ペアが3対1で勝利している。
 リベンジを果たしたい日本ペアはゲームを先制するも第2ゲーム以降は台上のうまさを見せる黄鎮廷と鋭いチキータで果敢に攻める何鈞傑の前にラリーの主導権を奪うことができず2ゲームを連取される。
 迎えた第4ゲームも6-10とリードを許す苦しい展開となったが、ここから驚異の粘りで6連続得点。長いラリー戦を幾度とばく制して12-10でゲームを取り返した。
 しかし、これで流れをつかむことができず第5ゲームを落とすと第6ゲームも8-10とリードを許す。しかし、ストップレシーブがネットインするなど、運も味方してこのゲームも逆転。最終ゲームへと持ち込んだ。
勝負を決する最終ゲームは互いに一歩も譲らない展開となる。香港ペアは黄鎮廷がラリー戦で強さを見せるなど、何鈞傑をけん引する。一方の森薗/大島は大きなラリー戦でお互いに球際の強さを見せる。その中で先にマッチポイントを奪ったのは香港ペア。第6ゲームに続いて日本ペアは8-10と苦しい展開になるも、土俵際で驚異的な強さを発揮する。ラリーでは「とにかく台に入れることを考えた」というとおり、相手に打ち負けず同点に追いつくと、ジュースに突入後も連続得点で勝利。何度も敗戦の瀬戸際に立たされながらも、不死鳥の如くよみがえった日本ペアが2大会ぶり2度目のグランドファイナル優勝を達成した。


日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
国際卓球連盟(ITTF):http://www.ittf.com

今大会の模様は卓球レポート2月号に掲載します。

\この記事をシェアする/

Rankingランキング

■大会の人気記事

NEW ARTICLE新着記事

■大会の新着記事