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第15回全国ホープス選抜大会~岡山県選抜が2年連続アベックV!~

第15回全国ホープス選抜大会が3月23~25日に、神奈川県の小田原アリーナ(小田原市総合文化体育館)で開催された。本大会はオーダーに学年制限が設けられており、1番=3年生以下、2番=6年生以下、3番=5年生以下、4番=4年生以下、5番=6年生以下となっている。試合は第1ステージのリーグ戦と第2ステージのトーナメント戦が行われ、1位トーナメントでは岡山県選抜が男子、女子ともに優勝し、2年連続のアベック優勝を果たした。

 

【男子】岡山が層の厚さでV2達成!

 

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接戦を切り抜けて岡山県選抜が2連覇!
 
準々決勝ラストで大逆転勝利を収めたエースの萩原
 
伸びやかな両ハンド攻撃で勝ち星を重ねた丸川
 
 

男子は、昨年に続いて岡山県選抜が優勝を果たした。昨年に比べると接戦の試合が多かったが、総合力の高さで乗り切り、栄冠をつかんだ。最大の山場は準々決勝の埼玉戦。試合はラストまでもつれる大接戦になったが、最後はエースの萩原が、相手エースの浅見をゲームカウント0対2から大逆転で下して勢いに乗った。

 

祢屋監督インタビュー

「(優勝できて)ほっとしています。今年も男女とも強いメンバーだったので、女子の丸川監督とアベック二連覇を目標にしてきました。昨年より苦しい試合が多かったのですが、よく勝ってくれたと思います。選手たちにはプレッシャーをかけすぎないことを意識しました。準々決勝の埼玉戦で荻原が奇跡的な大逆転勝利を収めてくれたのが大きかった。あの試合が今大会のベストゲームです」

 


フットワークのよい選手がそろった福岡県選抜が準優勝
 
快速連打が持ち味の古閑がチームを牽引
 
 

2位には福岡県選抜が入った。古閑、小園江ら動きのいい選手をそろえて決勝まで勝ち上がったが、接戦を切り抜けて勢いに乗る岡山県選抜に押し切られた。

 

 
兵庫県選抜がパワフルなプレーで表彰台ゲット
 
ポイントゲッターとして活躍した面田

 

気迫あふれるプレーで3位に入った大阪府選抜
 
準々決勝の広島戦のラストで勝利した阪上
 

 3位には、面田を筆頭にパワフルなプレーが魅力の選手が多い兵庫県選抜と、準々決勝で広島県選抜とのラストまでもつれた大接戦を気迫のプレーで振り切った大阪府選抜が入った。

 

 

【女子】タレントぞろいの岡山が2連覇!

 

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岡山県選抜が充実の戦力で2連覇達成!
 
序盤は苦しんだが次第に調子を上げてエースの重責を果たした由本
 
勝負どころの栃木選抜戦のラストで勝った岡田
 
 

女子も豊富なタレントをそろえた岡山県選抜が優勝し、昨年に続く連覇を果たした。決勝トーナメント1回戦で優勝候補の栃木県選抜と対戦するという厳しいドローになったが、ラストまでもつれた接戦を岡田が冷静なプレーで締め、一気に優勝へと駆け上がった。

 

■丸川監督インタビュー

「2連覇を目指して大会に臨みました。序盤は6年生の由本がプレッシャーからか今ひとつ調子が上がりませんでしたが、終盤には本来の力を取り戻してくれたのでよかったです。勝負どころは決勝トーナメント1回目の栃木県選抜戦。前半に由本が原さんとのエース対決で敗れてラストまでもつれましたが、ラストの岡田が力以上のものを発揮してくれたことが大きかったです」


福岡県選抜との激戦を制した東京都選抜が2位
 
準決勝の福岡県選抜戦のラストで劇的な逆転勝利を挙げた村松
 
2位に入った東京都選抜は、準決勝の福岡県選抜戦でラストまでもつれる試合を制して決勝進出。その準決勝では、村松がゲームオール8-10というあとがない状況から逆転勝ちして会場を沸かせた。

 

 
バランスのよい選手をそろえた愛知県選抜は3位
 
前陣での素早い連打で勝ち星を重ねた稲垣

 

実力者ぞろいの福岡県選抜が表彰台
 
同世代では抜けた力を見せた小学3年生の竹谷
 

 3位には、今枝、稲垣ら攻守のバランスに優れた選手がそろう愛知県選抜と、東京都選抜との大接戦の末に涙を飲んだ九州の雄、福岡県選抜が入った。

 

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