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【男子団体】シンガポール戦の監督・選手インタビュー

初陣を勝利で飾った大島はほっとした表情
 

■倉嶋監督のコメント
「シンガポールはガオ・ニンが強いんですが、そのガオ・ニンに対しても智和があそこまで点数を取らせないプレーをするとは思っていなかったので、智和自身もすごく調子がいいと思います。この大会には行って本当に各国のレジェンドと言われるベテラン選手をなぎ倒してきた智和は、この大会を通じて少しずつ成長してるのかなと思っています。たぶん、智和にとってはやりづらいところは一つもなかったと思います。本来はガオ・ニンの重いナックル性のブロックがあって、それに普通の選手は苦しめられるのですが、それを苦にしなかったということと、うまく出足からバックハンドで相手のフォア側を突くことができたので、それを見て『これは大丈夫だな、調子も上がってきているな』と思って見ていました。
 大島は、彼の強さが際立った試合でした。相手がちょっとつないだら一発で持って行かれるので、すごく彼のよさが出た試合だったと思います。
 これで全員一試合はすることができたので、これから、今日のドローによって5人をどういう風に使っていくかというのを今晩考えたいと思います。
 水谷も体はよくなってきていると思います。ただ、ライトや床の滑り具合に対応できていない部分がありますが、会場のレイアウトも変わってくるので、いい環境になればいいなと思っています。
 みんな一度負けているので、半分は開き直って、あとはもう臆することなく自分たちのプレーをやるのみという気持ちを持っていると思います。でも半分は、まだ終わったわけではないので、本当の終わりまでベストを尽くすしかないというところで、あれだけのいいプレーができた、切り替えることができたんだと思います。
 イングランド戦に敗れはしましたが、他の試合についてはほぼしっかり勝てたという印象で、グループ2位というのは残念ですが、これからまだドローによってはどういう結果が待っているか分からないですし、ドローで中国側を引いたとしても悔いはないです。しっかりと目の前の試合を一つ一つ勝ち進むのみだと思います。夜は体を清めてドローに来ます(笑)」

■水谷選手のコメント
「今日の相手はこれまでやってきた選手の中ではかなりレベルが下の選手で、1ゲーム目やってて明らかにレベルの差を感じたので、明日からの調整というか、サービスだったりレシーブだったりを試しながら、試合ができたので非常によかったかなと思います。
 コンディションは日に日によくなっているというのは感じますね。他の選手のプレーもすごくよくなっていて、今日の張本のプレーもすごくよかったですし、明日は期待できそうです。
 (床や照明には)ある程度試合を続けていけば慣れるので、自分自身もやりづらさというのはだんだんなくなってきたかなという気がします。徐々に卓球の調子も体の調子も上がってきているので、明日はもっといいプレーができたらいいなと思います。
 張本は徐々に、徐々に本来のプレーになりつつありますね。やはり、1試合目のベルギー戦、2試合目のベラルーシ戦はそんなにプレーがよくなかったと思うんですが、今日のシンガポール戦では本当にいいプレーが出ましたし、これが本来の彼の力なんじゃないかと思います。
 大島は、前回大会のクアラルンプールでの彼の負けがすごく印象に残っていて、今回、とりあえず彼が1勝してくれて、僕自身もすごくうれしいです。ダブルスパートナーとしてね(笑)。
 僕がみんなにご飯をおごったときに『勝ってくれたら好きなだけ食べていいよ』と言いましたが、イングランド戦ではそれでみんな負けました。(「そのプレッシャーがよくなかったんですね」と大島)。あと、イングランド戦では水谷隼カレーを食べ忘れましたが、中華台北戦の前はしっかり食べて勝ちました(笑)
 決勝トーナメントで大事なのは1つは組み合わせですよね。やはり、イングランドにリベンジしたいという気持ちはすごく強いので、できればイングランドのところに入って決勝で中国と当たりたいですね。他のチームが来た場合は、自分たちのプレーができれば絶対に勝てると思うので、しっかり準備してベストなプレーをしたいです」

■大島選手のコメント
「相手は僕でもレベルの差を感じたので、1ゲーム目の入りはすごく緊張していましたが、サービスが効いたので緊張がほぐれました。
 ここまで4戦、ベンチで応援していて本当にみんながすごくいいプレーをしてくれていましたし、僕も応援という形で少しでもチームに貢献していたので、試合に出させていただけて、自分らしいいいプレーもできましたし、この舞台で試合ができたことは本当にうれしく思います。
 (イングランド戦で監督にもっとチームを盛り上げてほしいと言われて)みんなすごい落ちてましたし、僕は少しでもチームを盛り上げようとみんなに話しかけたりとか、中華台北戦の入りで人一倍大きな声を出して応援したりとか、そういうところでチームに貢献しようと考えて行動していました。
 僕にはチームを盛り上げるという役割が今大会はあると思うので、盛り上げることと、試合に出たときにはしっかり最高の準備をして迎えたいと思います。水谷さんが言うように組み合わせがすごく重要になってくると思うので、今日の夜を楽しみに待ちたいと思います」

■張本選手のコメント
「予選リーグの中ではフォアハンドも動けて、バックハンドもよかったと思います。ガオ・ニンは練習のバック対バックのときに球が合ったので、いけそうだなという感じはありました。
 5試合全部に出させてもらえたのはよかったと思いますし、4勝1敗で結果的には勝ち越せましたが、痛い1敗がありました。大会前から全勝したかったので、悔しかったんですけれど、その分、昨日と今日はあまりプレッシャーも感じずに動けたので、それは逆によかったかもしれないです。
 昨日、サービスを途中から変えてそこから流れがよくなったので、一つきっかけがあれば他のプレーもよくなるということはあると思います。(5試合を総括すると)70点くらいですかね。-20点は負けたこと、あと10点は1試合通して完璧という試合はまだなかったので、台上がよかったらドライブがダメでしたし、今日はドライブがよくて台上が少しダメだったので、全部できるのを目指して100点にしようかと思います。
 決勝トーナメントは、中国のブロックに入る可能性もあるので、最悪のことも考えて臨みたいです。イングランドに負けたから、中国には勝てないということはないので、まずは自分のバックハンドを生かして、フォアハンドでもどんどん攻めていけるようにしたいです。
 (団体戦が個人戦と違うのは)昨日も今日も、勝ったときは去年(デュッセルドルフ大会)と同じで何も考えずにプレーできたので、考えすぎずにしっかりプレーするようにしたいです。やっぱりイングランド戦は勝ちたいという気持ちが強すぎて空回りしましたが、自分のプレーが出せれば競り合いになると思うので、あまり何も考えずにやりたいですね」

 

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(写真/文=佐藤孝弘)

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