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男子団優勝、準優勝の監督・コーチインタビュー


男子団体で初優勝を遂げた中間東の石田コーチと、優勝候補を連破して旋風を巻き起こした明豊の藤本監督に、それぞれ男子団体決勝を振り返ってもらった。

●男子学団体優勝 中間東 石田弘樹コーチインタビュー


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 率直に嬉しいです。同じ九州の明豊との対決になりましたが、向こうは野田学園(山口)と愛工大名電(愛知)をやっつけて勝ち上がって来ているので「九州大会で勝ったときとは別のチームだ」と選手たちと話をして、新たな気持ちでがんばろうと試合に臨みました。
(1年生の)浅見が相手エースの田原くんを倒したことがすごく大きかったと思います。将来的にチームの柱になってほしい選手なのでずっと使い続けましたが、その甲斐がありました。これで一皮むけてくれたと思います。
(磯村/松井の)ダブルスも、ここ1年かけて築き上げてきたました。決勝では負けてしまいましたが、準決勝までは危なげなく勝ってくれました。僕の中で、ダブルスは(団体戦の勝敗の)重要なポイントを占めているので、そのダブルスががんばってくれたのは非常に大きかったですね。
 原田がこのチームをつくる上では重要なポイントで、すべてにおいて模範となるような行動をしてくれるので、それが今回の優勝につながったんじゃないかなと思います。
 九州大会で(明豊には)勝っているので(決勝で勝って)ほっとしたというのはあるんですけど、野田学園と愛工大名電をやっつけているチームなので勢いはありますし、今日も全然九州大会とは違いました。なので、やはり試合前に気を引き締めてよかったと思います。
 九州大会では浅見が田原くんに負けて、そのときはダブルスが勝ちました。ですから、要所要所で勝つべく人が勝つのが今回の優勝につながっていると思うので、やはり優勝するには全員の力がないと勝てないなということがつくづく分かりました。決勝のMVPは浅見ですが、トータルではやはり原田ですね。



●男子団体2位 明豊 藤本賢治監督インタビュー

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 野田学園戦、愛工大名電戦は出来すぎだったと思います。ですが、決勝は九州勢同士でいつも対戦している選手同士なので、子どもたちの中に向かっていく気持ちが少し薄かったような気がするんですね。
(中間東と)やり慣れているというのと、1年生がずっと見てきた「強い中間東」というイメージがあります。愛工大名電はやったこともないし見たこともないので、怖い物知らずで向かっていけたと思うんですけど、決勝はそのあたりがちょっと残念だったかなという気がします。
 前半でエースの田原が落としたのが非常に痛くて、ダブルスはよく頑張ってくれましたが、うちの2枚看板のもう1人の門脇、この2人が負けたら苦しいですね。この2人が負けたのが大きな敗因かと思います。

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試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
第49回全国中学校卓球大会/広島大会:http://zenchu-hiroshima-takkyu.jp/

(取材/文=猪瀬健治、佐藤孝弘)

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