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全日本選手権大会(団体の部)〜女子はジュニアナショナルチームが初優勝〜

 

10月12~14日まで平成30年度全日本卓球選手権大会(団体の部)が茨城県・日立市池の川さくらアリーナで開催された。この大会は各カテゴリーの上位チームが一堂に会し、チーム日本一を競い合う大会。
女子はジュニアナショナルチーム(東京)が初優勝を果たした。

【優勝】ジュニアナショナルチーム(東京)
181014-08.jpg金の卵たちが偉業達成!

181014-09.jpg決勝ラストは大藤が決めた!

181014-10.jpgスケールの大きなプレーを見せた大藤

181014-11.jpg本調子に見えなかった長﨑だが、決勝では二点取りの活躍
 
【女子団体決勝】
ジュニアナショナルチーム 3-2 中国電力
 
   大藤 3,-9,4,-7,-10 土田◯
◯長﨑 10,6,-10,4 成本
   木原 8,-4,-10,-9 宋◯
◯長﨑 -7,8,-8,9,9 土田
◯大藤 8,5,-7,6 成本
 
 女子団体は若手のホープがそろうジュニアナショナルチーム(東京)が制した。決勝の中国電力戦(広島)では、トップで大藤、3番で木原が敗れたが、長﨑が二点を奪い、勝負はラストへもつれ込む。重圧が重くのしかかるラスト勝負になれば百戦錬磨の実業団側に有利かと思われたが、大藤が中学生とは思えない落ち着いたプレーで成本を下し、優勝を決めた。
 ジュニアナショナルチームのメンバーは、全員がシニア顔負けの先進的で卓越したテクニックを身に付けていたが、特に光っていたのが「強いてMVPを選ぶなら大藤」と渡邊監督が挙げたように、大藤だ。持ち味のスムーズでパワフルなフォアハンドに加え、今大会ではバックハンドが際立っていた。こする・弾く・いなすが自由自在で、その柔らかさと力強さが同居したような振りは中国の王曼昱を連想させる。決勝のラストで示したように勝負度胸も抜群で、これからが非常に楽しみな逸材だ。
 二カ月後にオーストラリアで行われる世界ジュニアへは、ジュニアナショナルチームの長﨑、大藤、木原の三人に相馬(遊学館)を加えたメンバーで挑む。今大会で得た自信をステップにして、世界の舞台でのさらなる飛躍を期待したい。
 
 
【渡邊隆司ジュニアナショナルチーム監督インタビュー】
「すごくうれしいです。目標は優勝を目指していました。去年とメンバーが同じで去年も優勝を目指していたんですが、ベテランのうまい試合運びにやられてしまいました。今年もそういう試合が続いたのですが、なんとか勝ち切ることができてよかったですね。去年は自分のことしか考えられなくて自分のやりたいことしかできなかったのですが、今年は相手のことを考えながら戦術を変えたりできるようになってきたなと思います。
 団体戦ということを意識して、『常に勝ち続けることは難しい。だから誰か負けたとしてもほかの人でフォローできるんだよ』と選手たちには話し、試合ごとにヒーローが出てくれたと思います。ただ、全試合苦しかったですね。
 世界ジュニアが二カ月後に控えているので、そこに向けての良いステップになりました。世界ジュニアでも優勝を狙っています。世界ジュニアで勝たないと上でも勝つのは難しいと昔から言われているので、このカテゴリーでしっかり優勝したいなと思います。
 最後に、ジュニアナショナルチームの活動は母体の理解がないとできないことに加え、全国の方々のサポートのおかげですので、みなさんに感謝したいと思います」  
 
 

【2位】中国電力(広島)
181014-12.jpg
多彩なサービスからのバック連打で大藤を下した土田
 

 予選リーグで敗れたジュニアナショナルチームに決勝で再戦のチャンスを得たが、リベンジならず。4番の土田が勝利ペースだっただけに、悔やまれる敗戦になってしまった。しかし、敗れはしたがジュニアナショナルチームを追いつめ、実業団の強豪としての意地を見せた。


【3位】サンリツ(東京)
181014-13.jpg松本はミスの少ない両ハンドで長﨑に勝ち、気を吐いた

【3位】遊学館(石川)
181014-14.jpg異質ラバーでの多彩なバックが光る出雲
 

 3位には、準々決勝で十六銀行(岐阜)との実業団対決を制したサンリツ(東京)と、同じく準々決勝で早稲田大(東京)に競り勝った今夏のインターハイ2位の遊学館(石川)が入った。

 
 
試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp/tournament/tabid/122/rptid/400/Default.aspx

(写真/文=猪瀬健治)

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