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男子シングルス3位 木造勇人「2019年は勝負の年。全日本でいいスタートが切れた」

パワーアップした前陣速攻で、5回戦で松平賢二(協和発酵キリン)、6回戦で吉田雅己(岡山リベッツ)、準々決勝で町飛鳥(シチズン時計)ら実力者を連破して、初の表彰台に上った木造勇人(愛知工業大)。2年ぶりに全日本で対戦した水谷隼(木下グループ)に、先制攻撃を浴びせ、第1ゲームを奪ったが、水谷にかわされて続く4ゲームを連取された。水谷とはまだ実力差を感じたようだが、着実に成長の階段を登ってきていることは間違いない。

−準決勝を終えて今の心境はいかがですか?

 最初はチャレンジャーという気持ちでどんどん向かっていこうと思っていましたが、1ゲーム目がよかったので、2ゲーム目で攻め急いでしまい、そのせいでどんどんミスが多くなって相手のペースになってしまいました。

 最後はもう出し切るしかないと思っていたので、悔いのないようにやろうと思いました。相手は水谷さんなので、いろいろな経験をしてきていると思いますが、試合前に2人でアップをしているときに水谷さんが緊張していると感じたのでチャンスだと思いました。でも、そこでチャンスをつかめなかったことは残念だと思います。

 3ゲーム目の9-9で、そのゲームを取れなかったのがもったいなかったですね。相手にリードされてからだと思い切って攻め込まれてしまうので、自分が先にリードしていけたらよかったと思います。

−初のベスト4という結果についてはいかがですか?

 今までいろいろな格上の選手と対戦してきて、今までに勝ったことがないような選手に勝つことができて自信になりましたし、また、準決勝という大きな舞台で水谷さんとやってどんな攻め方ができるのか、ラリーになるのかと考えながら試合をしていたので、負けてしまいましたが、次に生かせたらと思います。

 僕にとっては大きな全日本だったと思います。ダブルスは優勝できましたし、シングルスも初のベスト4に入れたので、これからも国際試合があったらどんどん上の選手に勝っていけたらと思います。

 2019年は本当に勝負の年だと思うので、全日本でいいスタートが切れたので、この1年は1戦1戦大事に思い切って試合をしていきたいと思います。

−準決勝の敗因はどこにあったと思いますか?

 (3ゲーム目9-9の場面では)リードされたらどんどん思い切ってこられるので、先に逆を突いていこうと思っていましたが、相手の強打する前のボールが厳しかったので、うまく対応できなくて完敗でした。最後は自分が何もできない状態になってしまったので、試合をしていて「こんな自分になってしまうのか」と。最後はボールに触れてもいなかったので、すごい選手だと思います。

 今までは僕も水谷選手の動画を見て勉強していましたが、今となっては、見習うこともまだ多いですが、そこを乗り越えていけたらなと思います。試合前は水谷さんも緊張していたので、プレッシャーもあるだろうし、下から上がってくる選手に向かってこられる立場でずっと勝ち続けている選手なので、僕もそういう選手になっていけたらなと思います。

 全日本の負けやダブルスの優勝を忘れずに、次の試合や練習に自信を持って行きたいです。負けることもあると思いますが、その負けを忘れず、2019年スタートしていきたいと思います。

−水谷選手のレシーブに苦しんでいるように見えましたが?

 僕のイメージとしては、水谷さんはレシーブでストップやツッツキを多目に使ってくると思っていましたが、途中からはチキータから攻めてきたので、自分が考えていた戦術とは違いました。水谷さんのチキータに対しての僕のミスも多かったので、そこを修正しきれなかったのが敗因かなと思います。

 バックハンドは前でどんどん攻めていこうと思って、序盤はその流れでいけたらと思いましたが、対応されてきて、緩急をつけられたりしました。今度は僕がそれに対応できなかったので、速いボールだけではなく、遅いボールにも対応していけるようにならなければと思いました。

 水谷さんがレシーブでチキータの構えになると、自然に台から下がって速いボールを待ってしまいましたが、タイミングがずれてしまって対応が崩れてしまいました。速いチキータを待っていたので、ゆっくりのチキータは本当にやりづらかったです。そのミスもよくなかったですね。

−ダブルス優勝の後、張本選手とは話しましたか?

 張本とは今日会って、お互いに頑張ろうということは言いましたが、負けてしまったので残念です。

−2年前も水谷選手と対戦していますが、前回と今回ではどのような違いがありましたか?

 一昨年も水谷選手と準々決勝で対戦して負けてしまって、今日はそのとき以上にいい試合をしたいと思っていましたが、結果的には2年前と同じ1対4で負けてしまって、自分でも成長していないという思いがありますが、これから上の選手に勝っていける技術やメンタルなど、プレースタイルをつくっていけたらと思います。

−敗因を1つ挙げるとすると、技術、戦術、メンタルのどれですか?

 一番の敗因は技術ですね。僕のミスが多かったので、戦術よりも技術だったと思います。2ゲーム目からは水谷さんがどんどん積極的に攻めてきたので、それに負けないように攻めていこうと思ったんですが、相手がうまくコースを突いてきました。自分から逆を突いていこうと思っていましたが、その前に逆を突かれてしまいました。


(まとめ・写真=佐藤孝弘)


詳しい試合の結果は大会公式サイトでご確認ください。
全日本卓球:http://www.japantabletennis.com/zennihon2019/

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