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第48回全国高校選抜卓球大会
〜男子学校対抗は愛工大名電が6連覇!〜

第48回全国高等学校選抜大会が3月25〜28日、サオリーナ(三重県津市)で開催された。
選抜大会は新学期を間近に控えた1・2年生による学校対抗の団体戦と、過去に選抜大会やインターハイ、全日本選手権大会などへの出場経験がない選手による男女シングルスが行われる大会だ。今大会は感染対策のための特別措置として、従来の1複4単から5シングルスに試合形式を変更(1選手のみ2試合に出場可能)して行われた。

●男子学校対抗優勝 愛工大名電(愛知)

愛工大名電が6連覇を達成

高い総合力でずば抜けたプレーを見せた篠塚

持ち前のバランスの良いプレーに、粘り強さも見せた鈴木

全日本ジュニア王者の濵田がチームの優勝を決めた

谷垣もポイントゲッターとして活躍

【男子学校対抗 決勝】
 愛工大名電 3-0 野田学園
◯鈴木 6,8,3 今泉
◯篠塚 7,4,6 飯村
○濵田 4,4,7 徳田
 谷垣 - 加藤
 篠塚 - 徳田

 決勝は、愛工大名電(愛知)対野田学園(山口)という3大会連続の同一カードになった。
 試合は、全日本卓球のジュニア男子でベスト4を独占したタレント揃いの愛工大名電が、緻密なサービス・レシーブからの展開でいずれもストレート勝ち。団体戦では勢いに乗ったプレーを得意とする野田学園に、つけいる隙を与えなかった。
 愛工大名電は、全6試合で失点なしという圧倒的な強さで連覇を6に伸ばし、男子高校卓球界における名電時代の続行を高らかに宣言した。

●愛工大名電・今枝一郎監督のコメント
「選手に感謝してます。私はオーダーを書いて応援しているだけなので、ありがたいです。
 大会前に選手たちに言ってきたのは、全日本(男子ジュニア)で1位、2位、3位、4位を取ったかもしれないけど、全員に勝てたわけではない。たまたま、そういう組み合わせでうまくいっただけで、全員より実力が上というわけではないし、こちらが上回っているという理由はない。むしろ、こちらが上回っている理由をこれからたくさんつくらなきゃいけないという話を常にしてきたので、その通りに行動してくれたみんなに感謝ですね。
 オーダーは流れを見て決めました。出してあげられなかった選手には申し訳ない思いです。出られない理由があるのかと言わると、はっきりと答えられないので、申し訳ない思いの方が強いです。
(大きな声が出せないという制限がありましたが)終わってみれば、淡々とした中でも集中力を切らさずにみんなが試合をしてくれて、決勝戦は相手が乗る前に終わることができました。それも大会の一部で精神面も競技の一部なので、あれがああだ、これがこうだというのは弱者が言うことだから、それも乗り越えようという話をしてきたので、本当に良かったです。
 全日本が終わって、練習場では日々強くなっているなというのは感じていて、それが結果として表れるかという不安は持っていましたが、決勝戦に来るまでに負けそうな試合もありましたが、強くなった姿を見せることができたんじゃないかと思います。
 全日本という大会を開いていただいたおかげで、若い選手は大会で伸びるとすごい感じました。全日本が終わったあとの方が、ああ、強くなってると感じて選抜を迎えることができたので、それは大きなことでした。インターハイもなかった中で、1年生を使って団体戦で決勝まで結果を残してくれたのは、うちにとっても、野田学園さんも、1年生が2人いるので、インターハイの時には更に大きなチームになっていると思います。
(6連覇は)本当に環境に恵まれていて、学校の後押しがあって、その中で生徒たちがそれを感じながら日々過ごしてくれてるのが大きいと思います。学校での生活も、感染対策をしながら練習していますし、練習中の雰囲気もとてもいいので、日々強くなっていることを本当に感じながら大会を迎えることができました。去年の最上級生に試合をさせてあげられなかったという思いは常にありますが、連覇を途切れさせることなく、強さも見せることができたのは良かったと思います。
 試合方式は、(ダブルスがなかったので)少し淡々としていましたね。1番で対戦した選手がまた5番で対戦するというのは、得意不得意もありますし、高校生が同じ選手に2回負けて大会を去ることは、競技人生において精神的にプラスにはならないかなという気はちょっとします。(同じ選手が2度対戦することがあるので)5番を迎えた時にオーダーを出すとか、5番は前半とは違うルールでやるなどすれば、1人の選手に体力的にも精神的にも負担がかかりすぎることはないと思います」

●男子学校対抗2位 野田学園(山口)



徳田はエース起用で決勝まで全勝でチームに貢献

準決勝の遊学館戦で大接戦を勝ちきった飯村

今泉は質の高い両ハンドドライブを見せた

 2位の野田学園は徳田を柱に飯村、今泉、加藤らがわきを固めるオーダーで、初戦となった2回戦の希望が丘戦を乗り越えて勝ち上がってきた。準決勝の遊学館戦では、加藤と飯村がともに接戦を制して、決勝進出を決めた。決勝までは安定した強さを見せた野田学園だったが、決勝では総合力で勝る愛工大名電を相手に、お家芸のラリー戦でもいいところを見せられずに完敗。夏の巻き返しに期待したい。

●男子学校対抗3位 鶴岡東(山形)
準々決勝、明豊戦のラストで勝利した櫻井

芳賀はガッツ溢れるプレーで明豊戦の後半で貴重な得点を挙げた

●男子学校対抗3位 遊学館(石川)

3位の遊学館は準決勝で野田学園に惜敗

エースの三浦は準々決勝の静岡学園戦で2得点の活躍


地元三重の高田は3回戦進出(写真はエースの前出)

(取材=佐藤孝弘)

詳しい記録は全国高体連卓球専門部ホームページに掲載されています。
全国高体連卓球専門部:http://www.koutairen-tt.net/

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